2019年4月島根ひとり旅 出雲大社でご縁をいただいてきた
だいぶ日があいてしまいました…フリーきっぷだけでなく、お参りについてもまとめてみたいと思います。
ただの感想文な上、やたら長くなってしまいましたが、お付き合いいただけたら幸いです。
平成の大遷宮終了!完全リフレッシュした大社へ
遷宮といえば。平成25年、出雲大社と伊勢神宮という日本の代表的神社が揃って式年遷宮年を迎え、世の中に遷宮フィーバーが巻き起こりましたよね。
もう6年も経つのか…
そもそも、出雲大社の遷宮がはじまったのは平成20年のこと。大国主大神を仮殿にお遷しし、ご本殿の修繕に取り掛かったそうです。
あのフィーバー年に執り行われたのは「本殿遷座祭」といって、大国主大神が仮殿からご本殿へお戻りになられる儀礼だったんですね。
それで遷宮は終了したと思いこんでおりましたが…
ご本殿だけでなく、境内外のご社殿や宝物殿など、修繕が全て完了したのが今年。平成31年の3月なんですって。
なんと足掛け11年!
偶然にも、平成の大遷宮か完了した直後にお参りさせていただけたわけです。ありがたや〜
境内全域図 - 出雲大社より画像引用
勢溜〜下り参道
神門通りをすすむと、勢溜の鳥居が見えてきます。
今回はひとりでマイペースにお参りしましたが、前回は、神門通りにあるおもてなしステーションのガイドツアーに参加しました。
はじめての方は、勉強になるし参拝の楽しみが増すのでオススメですよ。価格が500円とお手頃なのもうれしいところ。
さて、勢溜の鳥居。このあたりから、空気感が変わりますね〜 わくわく!
下りの参道は先が見渡せるためか、開かれた印象を受けます。
と、ここで。
普段全く仕事をしないわたしの第六感が唐突に働きだし、参道右手にある祓社の気配をびしびし感じ取りまして…
しっかりお参りさせていただいてから、先へすすみました。
穢れきっているから、しっかり祓えということだったのでしょうか…
拝殿
八足門
門の前で手を合わせたら、前回のお参りのことが思い出されました。またこうしてご挨拶出来て、本当にありがたいなぁ。
ちなみに足元の三丸は、古代の御柱の位置をあらわしています。
この印の真上に、かつてはご本殿があったわけですね。
こんなお社が建っていたのよね〜と、想像しつつお参りさせていただきました。(写真は、出雲古代歴史博物館の模型。ここも本当によく出来た博物館です)
ご本殿
横から、後ろから。
大社造りのご社殿は、本当に力強くて美しいです。
素鵞社
個人的には、境内の中でもこのあたりの空気感が1番好きです。
うさぎの石像とご本殿の後ろ姿を眺めながら、しばしこのあたりをプラプラして過ごしました。雨じゃなかったらもっと長時間たたずんでしまったかも〜
あいくるしい。
十九社
神在月に、全国からお集まりになった神々が滞在するお社。東西に二社あります。
地元の神様も、毎年こちらにお泊りになっているのですね。
神楽殿
一昔前は、出雲大社と言えば神楽殿っというビジュアルが多かったように記憶しています。そのせいか、ご本殿にお参りせずに帰ってしまった、なんて笑い話もあるくらい。
確かに、この立派な注連縄はとても絵になりますから、わからないけどわからなくもないというか。笑
神楽殿へ来た頃から雨脚が強まってきたので、引き返して宝物殿へ向かいました。
八足門の下から発掘された心御柱が展示されています。必見!
これが地中から掘り出された時を想像すると、ぞくぞくしますね〜
それも御柱を探すための発掘調査ではなく、地下室建設の工事をしようとして発見されたと言うんだから驚きです。本当に、出雲ってつくづくすごいところですよ。
興奮冷めやらぬまま、牡丹とうさぎを愛でつつ…
再び参道へ
帰りは、ゆるく登っていきます。
勢溜が一番高く、神門通りはまた下りになるので、見晴らしが良くて気持ちいい。
大きな一の鳥居を眺めていたら、奈良の三輪を思い出しました。
出雲と三輪は似ている気がします。どちらも、自分のルーツは無いはずなのに懐かしい感じがするんです。
まとめ
4年ぶりの大社はあいにくの雨でしたが、落ち着いてお参りが出来てとても良かったです。雨のおかげで、厳かさか増していたようにも感じました。
しかし有名な神社には、お参りというよりも観光に来ている方が多いように思います。
他の参拝客が待っているのに、お社の真前で納得するまで自撮りし続けていたり、
記念撮影しながら「こっち(八足門)にもお参りしとく〜?」と話しているカップルがいたり…
まぁわたしには関係ないし、自分がそんなにきちんとお参り出来ているか?っていうと自信もないですけれども。
神社って、お参りってなんだろう?と考えさせられた1日でもありました。
なーんて、もやもや思っておりましたらば。
帰りにふらりと立ち寄ったお店で、お世話になっている上司の元同級生の方にお会いするなんていう驚きが。
仕事関係の話を色々させていただきました。楽しかったしタメになったなぁ。
もしやご利益かしら?と思うと嬉しいので、そういうことにします。大国主大神の縁結びの御力、おそるべし…!!そして世間は狭いよ〜
羽田空港で朝ごはん。1日のはじまりに、おしゃれな朝カレーうどん
旅の楽しみに「食」は欠かせない要素ですよね。
目的地での食事ももちろんですが、旅のはじまりから楽しんでみるのはいかがでしょうか?
っと、言うことで。
搭乗前にいただいてきた、空港グルメのご紹介。
オシャレなカレーうどん専門店cuud
先日の島根旅では、AM7:35出発と少し早めの便を利用。
なので、前日は空港内のホテル「ファーストキャビン」に宿泊してみました。このホテルの話も、そのうちまとめたいなと思っておりますが。まずは朝ごはんのお話をば。
6時過ぎにチェックアウトし、向かったのはカレーうどん専門店「cuud(クウド)」さん。
場所
羽田空港第1旅客ターミナル2階ターミナルロビー(南)46。
国内線の出発ロビーにあります。
https://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/s/shops_and_restaurants/store/426/より画像引用
営業時間
5時30分〜20時(ラストオーダー19時45分)
定休日
年中無休
メニュー
モーニングメニューは10時まで。
「朝カレーうどん」
「朝トマトカレーうどん」
「朝カレーうどん(冷)」
の3種類。 すべて税込980円。
「朝カレーうどん」を食べてきた
トマトも美味しそうだったけれど、悩んだときは一番スタンダードなものをいただく主義なもので。朝カレーうどんを注文。
ハーフサイズうどん、ご飯、ピクルス、和出汁がセットになっています。
まずは、そのまま。
次にご飯を入れて。
最後に出汁で割ってマイルドに。
ピクルスは箸休めに。
カレーうどんというと、いわゆるお蕎麦屋さんのアレを思い浮かべますが…
cuudのカレーうどんは一味ちがっておりまして、これがなかなかにスパイシー。ベースはインドカレーのような感じでした。
細めのつるりとした麺に、カレーがよく絡みます。おいしい。けど辛い。あとからけっこう辛い。
カレーは大好きですが、辛いものがあまり得意ではないので、鼻汗をかきながらチビチビずるずる。
麺は言わずもがなですが、ご飯だとまた一味違ったおいしさが楽しめます。
くせになるカレーうどんです。
まとめ
中央にある厨房を囲むように、カウンター席が配置された店内は、通路が広々としているので、キャリーバッグを持ったままの入店も可。
壁側に棚が作り付けられており、手荷物はそちらに置いて、ゆったりと食事を楽しめます。
空港ならではの配慮を感じますね。
そしてなんと言っても、5時30分から開店というのが朝便利用者にとってはありがたい限りです。
店員さん達も手際よくテキパキと立ち働いており、食事提供が早いのもまた魅力。
内装や雰囲気からして女性ターゲットなのかな?と思いきや、わたしが入店した時は男性のお客さんの方が多いくらいでした。性別問わず、人気のあるお店です。
フライト前は何かと慌ただしいですが、少しだけ時間を取って。
空港でしか味わえない朝食を召し上がってみてはいかがでしょうか。
もちろん飛行機には乗らなくても、羽田空港に遊びに行った際に立ち寄るのも良いですね!
お得すぎる!出雲のフリー切符「縁結びパーフェクトチケット」が最強だった
やっっとのことで時間が取れまして。2019年はじめてのまともな、そして恐らく平成最後(言いたいだけ)の1泊2日旅として、島根県へ行ってまいりました!
旅程はまた改めてご紹介するとして…
今回は、めちゃくちゃお得なフリーチケットをご紹介いたしますよ〜
名前以外文句のつけどころなし!「縁結びパーフェクトチケット」
フリーチケットって、実はお得なのは数百円くらいだったりして、割安感は薄めなことも多いんです。または、条件によってはもとが取れない、なんてこともあったりします。
なので調べる前は、「縁結びパーフェクトチケット」は有効期間3日だから、2日しか使わないんだと損しそうだな〜となどと侮っておりましたらば…
どっこい、とんでもなくお得なチケットでした!
出雲、松江、米子へ行かれる方は、とりあえず買いましょう。
唯一の欠点は、購入時にチケット名を伝えるのがとにかく恥ずかしいという点でしょうか…
販売価格
大人 3000円(税込)
小人 1500円(税込)
有効期間
購入から3日間有効。
最終日の日付を押印して渡されます。
3日有効ですが、使用が2日間でも余裕でお得です。すごい。
利用区間
・出雲一畑交通、松江一畑交通、日ノ丸ハイヤーの出雲・米子空港連絡バス
出雲縁結び空港⇔松江・松江しんじ湖温泉駅
出雲縁結び空港⇔出雲市駅
米子鬼太郎空港⇔松江駅
飛行機利用に話が偏って申し訳ないのですが…
このチケット、出雲・米子両空港から各エリアへの高速バスも、フリー区間なのが超魅力!
各空港から主要観光地へのバス代を見てみても…
出雲空港⇔松江駅 1030円
出雲空港⇔松江しんじ湖温泉駅 1130円
出雲空港⇔出雲大社 880円
出雲空港⇔玉造温泉 780円
米子空港⇔松江駅 990円
っという感じなので、往復バス代だけで既にお得な予感がぷんぷんしますね。
JRは含まれませんが、実際使ってみても、とくに不便に感じることはありませんでした。
空港を拠点に目的地が3ヶ所以上あれば、迷わず購入しましょう。
https://www.san-in-tabi.net/ticket/enmusubi.htmlより画像及び利用区間(※)引用
発売場所
・出雲縁結び空港総合案内所 8:00〜20:30
・米子鬼太郎空港案内カウンター 8:00〜最終便到着まで
・一畑電車松江しんじ湖温泉駅 平日)6:10〜22:30 休日)6:30〜21:30
・一畑電車出雲大社前駅 平日)6:30〜23:30 休日)6:10〜21:30
・一畑電車電鉄出雲市駅 平日)6:30〜23:00 休日)6:10〜21:50
・一畑バス玉造案内所 8:30〜17:00
・一畑バス大社連絡所 8:30〜16:30
・一畑トラベルサービス松江駅前営業所 9:00〜18:00
・一畑トラベルサービス境港営業所 9:00〜18:00
・すうべにあ出雲(JR出雲市駅内) 8:30〜19:30
・ツインリーブスホテル出雲 24時間
・島根県物産観光館 9:00〜18:00
・境港観光案内所 3〜10月)9:00〜18:00 11〜2月)9:00〜17:00
基本年中無休。一畑トラベルサービス境港営業所のみ、土日祝と年末年始休業
使用方法
バスの場合は運賃後払い。後方ドアから乗り込み、下車時に運転手さんに提示するだけでOK。
電車も、有人改札(自動改札ではない)なので、駅員さんに見せて乗下車します。
無人駅の場合は運転士さんに提示しましょう。
割引特典
松江城、足立美術館、島根県立美術館、古代出雲歴史博物館などの入場料が、団体料金に。
他にも割引特典があるのですが、お得情報が盛りだくさんすぎて書ききれません。
詳しくはオフィシャルホームページをご覧ください。
実際に使ってみたら、どれくらいお得?
わたしは、4月24日と25日に1泊2日で利用しました。
フリー区間は全く意識せずにプランを組んだものの、結果フリーパスと徒歩のみで済んでしまいましたよ。パーフェクトチケット、万能すぎ。
1日目
出雲縁結び空港【ここで購入】
↓(高速バス 880円)
(徒歩)
↓(バス 460円)
日御碕
↓(バス 500円)
出雲大社前
(徒歩)
古代出雲歴史博物館【団体料金割引 610円→490円】
(徒歩)
↓(一畑電車 510円)
雲州平田駅(宿泊)
2日目
↓(一畑電車 670円)
↓(バス 150円)
↓(バス 250円)
八重垣神社
↓(徒歩)
↓(徒歩)
八重垣神社
↓(バス 250円)
↓(バス 県庁前バス停 170円)
松江城【団体料金割引 670円→530円】
↓(バス 県民会館前バス停 170円)
↓(高速バス 1030円)
出雲縁結び空港
っとまぁ、割りかしスタンダードと思われる観光ルートをめぐって参りました。
通常価格(交通費のみ)計5040円のところ、縁結びパーフェクトチケットのおかげで3000円ぽっきり。
2日で2000円以上得してるんですもの、3日間フルで使ったら相当ですよね。
まとめ
見せるだけでサッと乗り降りできるので、時短にもなるし、相当ストレスフリーな2日間でした。路線バスも市営・一畑バスともに乗れるため、基本来たものに乗ってしまってOKなのも嬉しいところ。
発売場所もたくさんありますが、ほぼ全ての移動に使えるので、現地に着いたらすぐに購入するのをオススメします。
わたしは行けませんでしたが、玉造温泉方面や美保神社などへのアクセスもこれ1枚で◎
しかしながら、島根の公共交通機関はなかなかシビアでして…
バス電車ともに本数も少ないし、乗り継ぎも微妙。移動時間を考えると、1泊でまわれる場所は相当限られてきます。
それ故、レンタカー利用の方がずっと効率が良さそうです。
わたしのように無免許な方は、のんびり巡るのもまた一興っと言うことで割り切りましょう。
「縁結びパーフェクトチケット」片手に、待ち時間や移動時間も含めて楽しめると良いですね。
旅のお供に。手ぬぐいが万能選手だった
旅先で、持っていると何かと便利なアイテム。色々ありますよね。
旅好きの方なら、毎回必ず持参するもの、何かしら決まっているのではないでしょうか。
今回は、最近のわたしの必需品「手ぬぐい」をご紹介してみますよ〜
地味だけど超優秀!手ぬぐいってこんなに便利
そもそも手ぬぐいって?
言わずもがなな気もしますが…
木綿製の、平織の布です。一般的なサイズは横90センチ×縦33センチくらい。
江戸時代頃から庶民に普及し、今で言うハンカチや包帯のように使われてきました。平織のためかさばらず、速乾性に優れているのが特徴。
① ハンカチとして
神社仏閣をめぐる旅が定例なわたくしですが、お参りの前に必ず手水舎で手と口を清めます。
いくつか寺社を巡ると、小さいハンカチやタオルはすぐビショビショになってしまいます…
その点、手ぬぐいは大きめなので、数回手を拭っても全然OK!
手だけでなく、温泉地で足湯したあとにタオル代わりに拭き取るのもお手の物。
意外と、しっかり吸収してくれますよ。
タオルよりは吸水性劣りますが、コンパクトな携帯性を考えたら十二分。
ただし、そのときは流石にしっとりしてしまうので、ビニール袋も合わせて持参すると良いでしょう。
② 日除けとして
手ぬぐいを首にかけて、紫外線よけとして使います。
汗も吸うので一石二鳥〜
もちろん、帽子やUVカットパーカーなど色々な対策を講じてはいるものの、存外首元のカバーはおろそかになりがちです。
また、最近の夏は猛暑日が続くため、出来る限り涼しく対策を取りたいもの。
その点手ぬぐいなら、サラリとした綿素材なので実用性としても申し分なし!
しかしながら、いくらスカーフ風に取り繕ってみても、立派な野良仕事スタイル。
自分はただの背景と割り切れる方以外、美しく紫外線対策をしたい場合は、おすすめいたしかねます。
③ ボディタオルとして
入浴のときにも、お役立ち。
長さもあるので背中もラクラク洗えますよ。泡は立ちませんけれども…
ぎゅっと絞れば、濡れた状態でも水分を吸ってくれるので、温泉から上がるときにざっと体を拭うこともできます。
まとめ
手ぬぐいの良いところは、なんといっても嵩張らない&すぐに乾くこのニ点!
夜にすすいで干しておけば、朝にはカラリと乾いてしまいます。
濡れ物を持ち運ばずに済むのも、旅中はうれしいところ。
一回の旅に、数枚持っていくと必ず重宝すると思いますよ。
おまけの手ぬぐいコレクション
まだまだ少ないですが。今まで旅行先等で入手してきた手ぬぐいあれこれ。
左から、
わんこ兄弟(岩手県盛岡 これだけハーフサイズ)
瓦紋様(奈良 興福寺①)
リサ・ラーソンのハリネズミ(いただきもの)
忍者(浅草)
草間彌生かぼちゃ赤(香川県 直島ベネッセハウスミュージアム)
草間彌生かぼちゃ黄(香川県 直島ベネッセハウスミュージアム)
限定品などは、その土地ならではのものですし。最近はカラフルでかわいいものも色々販売されています。
持って帰るのも嵩張らないので、お土産にもとてもおすすめですよ〜
アンテナショップでプチ旅気分と、旅計画
旅行の情報収集をしたい時、みなさまはどうされますか?
ネット、ガイドブック、旅行代理店など、色々な手段がありますよね。
上記ももちろん便利で色々な情報を得られますが、わたしは旅先候補が決まると都内にあるアンテナショップに足を運ぶようにしています。
実は超都心に集中しているアンテナショップ
グーグルマップを開き、東京駅周辺で「アンテナショップ」と検索 した結果がこちら。赤い印がそうです。
銀座、有楽町、東京駅、日本橋。
このあたりのエリアに集中していることがわかります。やはり人の集まる都心部に店を構えるのですね。
今回は、 細かい各々の解説は割愛。へーこんなにあるんだね〜くらいに思っていただければ…
日本橋に立ち並ぶ、個人的に最強の三店
中でも、わたしが1番よく足を運んでいるのが日本橋界隈。
三重県、島根県、奈良県のアンテナショップが同じ通りに軒をつらねているのです。
天国か。
コレド室町や福徳神社など日本橋の新しい名所(そんなに新しくもないけど)を見て回りつつ、ぷち観光気分を味わえます。
三重テラス
その名の通り、三重県のアンテナショップです。
三重といえば、少し前から山崎まさよしさんが伊勢志摩のCMをされていて、そわそわしております。好きな人が好きな場所のPRしよる…!はわはわ。
なんて、話はひとまずおいておきまして。
三重テラスの話に戻りましょう。
1階に物販コーナーとレストラン、2階イベントスペースとラウンジがあります。観光情報も2階に。
物販では常時1500点以上、三重の特産品が並んでいます。
http://www.mieterrace.jp/about/より画像引用
さすがに日本橋のあの通りでバシバシ写真撮影なぞできず…オフィシャルサイトから拝借してまいりました。
洗練された店内。女性が好きそうな雰囲気です。
ゑびやの商品もありましたよ〜
momonoco.hatenablog.com
海産物から、お菓子、お酒、茶器、パールのアクセサリーまでなんでも揃っています。
レストラン
併設のレストランも、物販コーナー同様おしゃれな雰囲気。
三重の食材を使ったイタリアンということで、醸される高級感。
パッと思いつくだけでも、三重と言ったら伊勢海老・松阪牛・アワビ…そりゃ高級にもなりますね。
アクセス
浮世小路千疋屋ビル「YUITO ANNEX」1F・2F
TEL)03-5542-1033
JR山手線・中央線・京浜東北線「神田駅」徒歩5分
営業時間
物販 10:00〜20:00
レストラン 11:00〜23:00(ラストオーダー食事22:00/ドリンク22:30)
定休日
年中無休(年末年始除く)
にほんばし島根館
こちらもそのまんまの名前、わかりやすいですね。島根県のアンテナショップです。
http://www.shimanekan.jp/shop#productsより画像引用
ワンフロアで営業しており、手前側が物販スペース、奥がイベントスペース。奥右手に観光案内所があります。
三重テラスは都会的な印象でしたが、島根館は良い意味で地方らしさがあります。
ちょっと、雑多な感じ。
それがまた旅情を掻き立てるので、わたしは好きです。
物産コーナーには、2100以上の島根の名産品が揃っているそうです。
松江の和菓子、出雲そば、宍道湖名物のシジミの味噌汁セットとか、勾玉も売っていましたよ〜
三重、島根、奈良の三県のなかでは、1番観光案内に力を入れている印象を受けました。各市町村のパンフレットや、バスの時刻表など細やかな資料が盛りだくさん!
スタッフの方も「何かお探しのものがあればご案内しますよ〜」と声を掛けてくださったり。親切!
実際にプランの相談をしているご夫婦がいらっしゃいましたが、スタッフの方が丁寧にアドバイスをされていましたよ。アクセス方法とか、その場所の雰囲気まで。きめ細やかだなぁと感心してしまいました。
日程的に余裕のある旅行のときには、わたしも相談しにいこう〜
色々頂いてきました。こういうリーフレット類ホントにわくわくする。
アクセス
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル1F
TEL)03-5201-3310
FAX)03-5201-2130
無料巡回バス メトロリンク日本橋利用「日本橋室町一丁目」停留所徒歩0分
営業時間
10:30〜19:00
定休日
年中無休(年末年始除く)
奈良まほろば館
最後にご紹介するのは、奈良県のアンテナショップ。
せんとくんがお出迎えしてくれますかわいいい!
入店してすぐ、左手側に物販スペースが、右手壁面に各種パンフレット棚があります。
定期発行誌「祈りの回廊」と「なら温故知新」をもらって帰ってきました。ものすごく良くできたフリーペーパーです。
直進した奥にはモニターと小ギャラリーがあり、現在は吉野山の桜情報と写真が展示されていました。
物販コーナーには、奈良漬や柿の葉寿司、三輪そうめん、葛菓子の他、大和野菜も販売されています。シーズンには、いちごも並びます。
食品以外にも、御朱印帳や蚊帳ふきんも置いてあり、楽しいですよ〜
2階では定期的に奈良にまつわる講座も開催されており、奈良の文化の発信地としての役割も担っています。
残念ながらタイミングが合わず、わたしはまだ参加したことがありませんが…面白そうな講座がたくさんありますよ。
アクセス
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-6-2 日本橋室町162ビル1F・2F
TEL)03-3516-3931 (1Fショップ直通03-3516-3933)
FAX)03-3516-3932
無料巡回バス メトロリンク日本橋で東京駅から5分「地下鉄三越前駅」バス停すぐ
営業時間
10:30〜19:00
定休日
12月31日〜1月3日
まとめ
現在わたしは掻き集めてきたパンフレット類を眺めながら、ニマニマ旅計画中でございますが。
旅行に行く行かない別にしても、普段は手に入らないような各土地の名産品が並んでいるので、とても楽しいです。
今回は、日本橋の3ヶ所をご紹介してみましたが、他にも様々な都道府県のショップがありますので、ぜひ興味のあるところに足を運んでみてくださいね。
案外数店が近場で営業しているので、いくつかはしごするのも面白いかと。
三重テラスのように、食事スペースを併設しているところも多いです。
東京にいながら、目で舌で各土地を満喫してみてください〜
熱海ひとり旅 旅程編〜リゾート温泉でちょっとだけ行動した2日目②
熱海ノープラン旅2日目。最終記事です。
來宮神社参拝、喫茶店ボンネットでランチ、起雲閣散策を済ませたところで、もうだいたい満足 してしまった怠惰なわたくし。
本当は立ち寄り湯でもと思っていたのですが、あいにくの生理不順(ストレス由来)で予定外に生理が始まってしまい温泉どころではないポンコツ。
あーもーだるいし、お腹も痛いし、眠いし…でもまだ帰るのはもったいないし…
よし、全力でぼーっとしよ!
ということで、(どういうこと)海辺へ移動。
熱海の代名詞、サンビーチで春を満喫
ぼんやりすべく海方面へ行ったものの、なにやら素敵な景色が見えてきまして。表に出ないようにじわっと興奮。
桜!
海岸沿いに植えられた寒桜が、見頃を迎えておりました。
糸川沿いの桜が有名なんですが、残念ながらそちらはもう終わり葉桜だったので…
まさか海辺で満開だなんて思いもせず。うれしい悲鳴。
ひとしきりシャッターを切りまくり、似非カメラ小僧を気取ります。
が、しばし撮ったところでセンスの無さを痛感し、とっととぼんやりタイムに突入することにしました。
ひたすら海を眺めてみる
おばあちゃんの日向ぼっこよろしく、ベンチでぼーっと海を眺める。
風は冷たいけれど、日射しがあたたかくてひなたぼっこ日和です。
春の海は、良いですね。
喫茶店サンバードで、熱海の旅をふりかえる
ひとしきり海を眺めていたら喉が乾いてきたので、またしても喫茶店へ。
ホント喫茶店天国な熱海。しあわせです。
「サンバード」は、サンビーチからほど近い喫茶店。2階にあるので見晴らしがよく、海が見渡せます。
ロケーション最高。すごく熱海っぽい(ミーハー)。
赤い幌のレトロ感のすてきさよ…
窓が大きくて、明るい店内。ついつい長居してしまいます〜
雑誌をめくったり、景色を眺めたり、ひとしきり喫茶店タイムを満喫。
名残惜しさもありますが、翌日も仕事ゆえ、早めに帰路につくことに。
普通車でのんびり東京駅まで向かいます。時間は1時間50分ほど。
絶対座りたかったのでグリーン車に乗車しました。
また来たいな、熱海。
まとめ
疲労困憊なからだに、温泉とやさしい陽光、潮風がとても心地よく染みた2日間でした。
命の洗濯って、こういうことを言うのですね。
海辺の塩分の濃い温泉は苦手なこともあるのですが、熱海の泉質はあまり刺激が強くなく、とても入りやすかったです。
ゆるうり過ごすのには最適な場所です。
海と山とおいしいものと。東京からのアクセスも抜群に良し。
癒されたい方におすすめです。
熱海ひとり旅〜優美な「起雲閣」で大正ロマンに浸ってきた
熱海旅2日目に立ち寄った「起雲閣」をご紹介してみます〜
本当は旅程の続きとして書いていたんですが、写真がもっさりでボリューム出てしまったもので…単独でまとめました。
ちなみに前回の記事はこちら。
大正・昭和の文化財に出会える、起雲閣
ランチ後どこに行こうか悩んだ末、起雲閣(きうんかく)へ足を運びました。
來宮神社のわさわさ感にちょっと疲れてしまい、なるべく人が少なそうなところを目指した次第。
起雲閣、現在は熱海市の有形文化財となっておりますが、一体どんな施設かといいますと…
1919年(大正8年)に別荘として築かれ「熱海の三大別荘」と賞賛された名邸が基となる起雲閣。1947年(昭和22年)に旅館として生まれ変わり、熱海を代表する宿として数多くの宿泊客を迎え、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳など、日本を代表する文豪たちにも愛されてきました。今は熱海市の文化財として一般公開されています。市街地とは思えない緑豊かな庭園。日本家屋の美しさをとどめる本館(和館)と離れ。日本、中国、欧州などの装飾や様式を融合させた独特の雰囲気を持つ洋館。優美な気品を醸し出すこれらの施設は、歴史的・文化的遺産として未来に継承されます。
起雲閣|観光・体験|あたみニュース - 熱海市観光協会 公式観光サイトより引用
「海運王」とよばれ政財界で活躍した内田信也氏の別荘として建てられたのがはじまり。次に現在の東武鉄道創設者であり「鉄道王」の異名をもつ根津嘉一郎氏の手に渡り増築。
1947年からは旅館「起雲閣」として営業をはじめた、という変遷だそうです。
施設案内 起雲閣|熱海市公式ウェブサイトより画像引用
昔のお金持ちってのはすんごいもんで、贅を尽くした部屋部屋に思わず溜息…
麒麟の間
目に飛び込んでくるのは、ハッとした目の覚めるようなあざやかな壁。
麒麟の間の壁は群青色に塗られています。群青は高貴な色とされており、特別な一室だったそう。
大鳳の間
紫紺というのでしょうか、群青よりも赤味のある紫がかった壁色です。麒麟の間よりも少し落ち着いた雰囲気です。
3月4日だったので、お雛様が飾られていましたよ。
玉姫
ここからの洋風建築がまたすごいのなんの。
玉姫〜金剛までの洋館は2番目の家主、根津氏の時に建設されたそうです。
日本の寺社に見られるような格子天井と、アールデコ、中国風装飾を織り交ぜたデザインのダイニングルーム。
手とお金の掛けようがはんぱではないことが、容易に想像できます。ごくり。
ガラス張りサンルーム。天井にもステンドグラス。
床のモザイクタイルは、京都の職人さんに特注したものだそうな。
寒い日は底冷えがするとのことでしたが、幸いこの日は日差しが暖かくて心地よかったです。
朝ドラ「花子とアン」の撮影にも使われたそうですよ。観ていたはずなのに、全く記憶がありません。そんなもんです。
玉渓
中世英国のチューダー様式がベースデザインになっているという、暖炉の間。玉渓。
旅館時代は、玉姫〜玉渓がスイートルームとして使われていたとか。
金剛
大きな窓から日が射し込む、美しい応接間。暖炉もあります。
その奥には浴室が〜
「ローマ風浴室」
こちらも、映画等の撮影に使われているらしいです。
これが個人の別荘だったというんだから…おかねもちこわい。
孔雀の間
さてさて、ぐるっと巡って参りまして、また和風建築の方に戻ってきました。
旅館時代に客室として利用されていた「孔雀の間」です。
麒麟、大鳳同様に壁が均一の色で染められていますが、ここはレンガ色。温かみがあり、居心地良く感じます。濃色は落ち着かないからね…
作家、舟橋聖一はこの客室がお気に入りで、よくここに宿泊して執筆活動をしていたんですって。
喫茶室やすらぎ
ひととおり巡り終え、かつてはバーだったという喫茶室「やすらぎ」で小休憩。
アールヌーヴォー調のランプや鏡が格好良い。
落ち着いた大人の雰囲気の喫茶室はとても居心地が良く、庭園を眺めながらゆっくりお茶をいただきました。
喫茶のお姉さんがとても素敵な方で、それにも癒やされました。
庭園
お茶をし終えたら、庭園を散策します。
サンルームは、外から見ても様になります。
静かで、熱海の町中にいることを忘れてしまいそうになります。
施設情報
■開館時間
午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
喫茶室は午後4時まで
■休館日
水曜日(祝祭日は開館)
12月26日〜30日
■入館料
大人510円/高校・中学生300円/小学生以下無料
■アクセス
湯〜遊〜バス「起雲閣西口」バス停
熱海駅より相の原団地・笹良ヶ台循環バス「起雲閣前」バス停
■駐車場
普通乗用車37台
まとめ
まったく専門的知識はありませんが美しい建物を見るのが好きなので、個人的にはとても心躍る場所でした。
訪れている年齢層も大人の方が多いので、ゆっくりと落ち着いた時間を過ごせると思います。
観光地の喧騒に疲れたら、足を運んでみてはいかがでしょうか。