2019年12月金沢ひとり旅1日目③〜金沢名物おでんでほっこり
ひがし茶屋街から、いったんホテルへ戻りまして。
ホテルの部屋で、ちょっとのつもりがぐーすか寝こけまして…
予定より遅めの時間に食事に出かけることに。
名物、金沢おでん
関東のおでんよりも、魚介が色々入っている金沢おでん。
おでんのお店もたくさんあるなかで、わたしが伺ったのは片町にある「赤玉 本店」
メニューもたくさんで、目移りしてしまう〜ので、おまかせ盛り。
大根、ちくわ、焼き豆腐、フキ、ごぼう天(だったかな?)、もち巾着、たまご、昆布。
お出汁がおいしい。すっきりしているけど、色々な旨味が出ていてごくごく飲みたいくらいおいしい。
その出汁がしみしみで、大根も豆腐もめちゃくちゃおいしい。
カニ面や梅貝などなど、冬限定の具材も魅力的でしたが。おまかせ盛りでお腹がいっぱいになってしまったので断念。
ぼんやりとお店のテレビを見ていたら、たまたま奈良の特集をやっていて。あ〜また奈良に行きたくなっちゃうなぁ〜なんて。ほうじ茶を飲みながら次の旅行に思いわー馳せたりして。
ホントはもう少しのんびりしたかったものの、カウンターの両隣のお客さんがタバコを吸い始めたので、そそくさと退転しました。
喫煙大反対なわけではないけども、近くで吸われるのは好きじゃないので。
夜の尾山神社
腹ごなしもかねて、少し寄り道。
和漢洋の様式を取り入れた、神門のライトアップが見たかったのです。
ギヤマンが貼られていて、ステンドグラスのよう。
美しく照らされる色ガラスと、独特なデザインの門を見ていると、神社というのを忘れそうになりますね。
お参りはあらためてまた明日〜ということで。
2019年12月金沢ひとり旅1日目②〜兼六園と金沢城公園、お茶屋街をぶらり散策
おいしい海の幸を堪能しまして。
次に向かったのは、金沢に来たら外せない観光名所。日本三名園のひとつ兼六園へ。
冬支度の兼六園
食い意地と気合いで昼食をとったものの、まだじわじわ頭が痛い午後。
近江町市場からバスで向かいました。
雪吊りを施された木々が印象的です。
紅葉も少し残っていたり。ぴんぼけですが…
もともと、庭園にすごく興味があるわけでもなく。歴史にくわしいわけでもなく。
楽しみ方がいまいちわからないまま、何となくゆるっと巡ってまいりまして。
ガイドツアーをお願いすればよかったなぁと、少しばかり後悔。
お茶室 時雨亭
体調はぶっちゃけ底辺で、薬も追加で飲んだけども。名庭園の中でお茶をしたい!
という、これまた食い意地と謎の根性を振り絞りまして。時雨亭へ。
本格的なお抹茶をいただけます。
お茶提供の時間が決まっており、お客さんたちは揃っていただきます。
タイミングによっては少し待つことも〜
お抹茶かお煎茶を選び、先会計。
ちなみにお茶の提供中は写真撮影禁止ですが、お茶の後は濡れ縁から庭を眺めたり写真撮影も自由にできます。
わたしの他に二組のお客さんがいましたが、どちらも外国の方。
なんだけども…お茶の説明等すべて日本語でしかされないので、言葉がわからない皆様はわたしの挙動に注目されるわけでして…
4人の視線をぐさぐさ受けながら、まったく落ち着けずにお茶とお菓子をいただいてきました。
わたしも英語からきし駄目ですけどさ…オリンピックイヤーだし、外国の方をお迎えするにはやっぱり習得しないとだめかなぁなんて思ったり。
金沢城公園
少し遅い時間になってしまったので、ボランティアガイドの受付も終わりそうなタイミング。
まぁまぁ適当に歩いてみましょう〜という気持ちで、無料エリアを散策してみます。
だんだん冷えてきたし、やっぱり頭も痛いし、でこの時の記憶がひどく曖昧。
お堀と、石垣を眺めてみたり。
しかし庭園同様、楽しみ方がいまいちよくわからないまま散策を終了。
ひがし茶屋街
金沢のガイドブックなどを見ていると、女子旅では欠かせないスポットとのことで。
ならば是非行ってみなければなりません!っというわけで。
お茶屋街をぶらぶら。
ひがし茶屋街へはバスのアクセスが悪いので、徒歩で向かいました。
趣のある町並みが素敵。
志摩でお茶屋文化にふれてみる
ド平民のわたくしは、お座敷遊びなんてご縁があるはずもないわけですが。
ひがし茶屋街にある「志摩」はそんな未知の世界、お茶屋の建物を見学することができます。
大正時代から残る貴重な建物や、芸者さんたちの使う三味線や道具類等も展示されていたり。
携帯での撮影はOKですが、カメラはNGということで…暗い写真しか撮れませんでした。
非日常というか、もはや異空間というか。特別な時間が流れるところなんだなぁっとありありと感じてきた次第。
外に出ると、すっかり宵闇がおりてきていました。
カフェなどは閉店してしまうものの、これまた得も言われぬ景色に。
カフェやショッピングを楽しむなら昼間が良いと思いますが、夕方から夜にしか見られない風景を見に行くのもオススメです。
2019年12月 金沢ひとり旅1日目①〜市場で海鮮丼に舌鼓
年も開けて大分たちましたが、去年まとめられなかった旅の話をば
年末で忙しくなる前に〜と思い、12月前半に石川県は金沢へ行ってきました。
金沢は見どころがぎゅっと集中しているため、公共交通機関旅ではとても巡りやすい街です。
近年、女性にオススメの旅先としても、よく取りあげられていますよね。
東京からは空路。ANA利用で羽田→小松へ飛びました。
わたくしけっこうな片頭痛持ちなのですが、飛行機の低気圧状態で頭痛が発症しまして…駅へ向かうバスの中でどんどん体調が悪化。
薬もうまく効かなくて、副作用で発汗と吐き気が止まらず。
金沢駅のトイレにしばし立てこもるという、最悪な旅のスタートとなりました。
近江町市場で絶品海鮮丼
なんとか薬がきいてきたものの、尋常じゃないだるさに苛まれながらの散策。
でも日本海の幸を食べたいのですっ!という食い意地だけで、近江町市場へ。
バスを利用しましたけども、駅から1キロちょっとの距離なので待ち時間があるときは歩いた方がかえって早いかも〜
市場はカニがではじめたこともあってたか、とても賑わっていました。
店頭でお刺身などをいただけるところもあるし、もちろんお寿司屋さんもたくさん。
迷いに迷って、魚旨さんに入店。
豪華などんぶりです。
ごはんが見えないくらいたっぷりの海鮮〜!ネタも新鮮で、ぷりぷりしていて美味しかったです。
丼用の出汁じょうゆは塩分控えめで、寿司飯との相性が抜群でした。お魚には、もう少し濃い味のほうが好みかなぁ。
値段も丼の種類も、記憶が曖昧なのですが…たしか2000円くらいだったと思います。市場内の他のお店に比べてもかなり良心的な価格設定です。
ホントはのどぐろも食べたかったのですけど、いかんせん体調が微妙なのでやめておきました…ざんねん…
食事はもちろん、このお店は女将さんの人柄と対応がすばらしくて。とっても素敵なランチタイムを過ごせました。
それだけでも、こちらに入店する価値があるくらい。
金沢に行ったら、また是非利用したいお店です。
2019年行った場所まとめ
今日からお正月休みという方も多いのではないでしょうか?
かく言うわたくしは、今年の仕事納めは12月31日、来年の仕事始めは1月1日というスケジュール。
サービス業ってそんなもんです。
慌ただしく仕事しかしておりませんので、今年も元気に年の瀬感ゼロでございますが。
昨年に引き続き、今年行った場所をまとめてみます。
- 3月 静岡県 早春の熱海で何もしないひとり旅
- 4月 島根県 雨の出雲大社参り
- 6月 福井県 東尋坊〜あわら温泉〜永平寺〜福井散策
- 8月 新潟県 長岡花火大会〜白川郷バスツアー
- 9月 愛知〜三重 野球観戦と真夏日のお伊勢参り
- 10月 奈良県 土砂降り吉野〜橿原神宮と飛鳥巡り
- 11月 沖縄 石垣島から離島巡り。竹富島〜西表島
- 12月 石川県 古都金沢で女子っぽ旅
- まとめ
3月 静岡県 早春の熱海で何もしないひとり旅
1、2月が全然連休が取れずモヤついており半ば強引に決行した熱海旅。
喫茶店ばっかり入って、ひたすらダラダラぼんやりした2日間でした。
4月 島根県 雨の出雲大社参り
雨女らしく、2日ともなんとな〜くすっきりしない天気…
大社だけでなく、日御碕神社や八重垣神社にお参りしたり、松江もぷらぷら。城下町好きです。
神魂神社は、また行きたいなぁ。
6月 福井県 東尋坊〜あわら温泉〜永平寺〜福井散策
だいぶ年若い後輩とのふたり旅。
永平寺にいった日のみ記事にしています。
福井は、景色も美しいし、人も優しいし、食べ物もとてもおいしくて最高でした。交通の便が悪いので、ひとり旅だと少し大変かもしれません…
8月 新潟県 長岡花火大会〜白川郷バスツアー
念願の長岡花火大会!
爆音とともに頭上にあがる数々の花火はものすごい迫力!光のショーに、鳥肌と涙が止まりませんでした。
それと同時にとんでもない猛暑日で、汗も止まらず…
9月 愛知〜三重 野球観戦と真夏日のお伊勢参り
旅行というよりか、ナゴドに野球観戦にいこう!から計画がはじまりました。
名古屋まで行くなら、伊勢も行きましょうか〜とゆるゆる決まった1泊2日。
この日もめちゃくちゃ暑かった…
10月 奈良県 土砂降り吉野〜橿原神宮と飛鳥巡り
奈良は何度も訪れていますが、初めてのところをまわろう!が裏テーマでした。
満喫はしたものの、同時にやっぱり三輪にも行きたいし、奈良公園周辺でもゆっくりしたいなぁ〜っと言う気持ちもむくむく。
近々にまた行くだろうと思います。
いつかは奈良に住みたいくらい好きなのです…
11月 沖縄 石垣島から離島巡り。竹富島〜西表島
この旅はブログではあげませんが…
友人とのふたり旅。ついでにわたしの誕生日旅でもありました〜
シュノーケリング、トレッキング等のアクティビティもしつつ、浜辺でのんびりもしたり。
毎日充実していましたが、とくに西表島が最高で。またまた何度も行きたい場所が増えました。
12月 石川県 古都金沢で女子っぽ旅
思いつきで行ってきた 、金沢旅。
これはおいおいブログにまとめたいなぁとも思っております。
大人になってからは、はじめての金沢。
兼六園や近江町市場21世紀美術館などなど。のんびりゆるゆる旅してまいりました。
見どころがコンパクトにまとまっているので、ひとりで巡りやすいのも魅力。
雰囲気もよくて、食べ物もおいしい。女性にやさしい旅先でした。
帰りの飛行機が飛ばなくて、大変だったのも今では良い思い出ですね。笑
まとめ
2019年は計8ヶ所、色々なところに訪れることが出来ました。
ふたり旅3回、ひとり旅5回。
誰かとゆく旅も、やっぱりいいものです。
今年の旅は全部が全部楽しかったなんて、最高ですね。
昨年から引き続き、行きたいけれど行けていない場所もありますし。
はじめましてのところもまだまだ沢山ありますからね。
ざっくり来年行きたいところは、、
・北海道のどこか
・道後温泉
・三峯神社
・九州のどこか
・東北のどこか
・熊野大社
今のところ、以上のような感じでしょうか。
早速、1月末にどこかへ行こうと計画中でございますが。
どこへ行こうかなぁ〜っと、あれこれと考えるのも楽しいものです。
来年もこのわくわくを携えて、色々なところへ行けたらいいな。
みなさまも、良いお年をお迎えください!
2019年10月奈良ひとり旅3日目③飛鳥2つの古墳で古代ロマンにふれる
飛鳥めぐりも大詰め。
思いの外時間が足りない!でもキトラまで行きたい!
明日香マップ | あすかであそぼより画像引用
自転車をぐいぐい漕ぎながら、まずは高松塚古墳を目指します。
高松塚古墳
途中で、天武天皇、持統天皇陵にも立ち寄りつつ。ゆるゆる上り坂をすすみます。
わたしの生活圏には坂道かほぼ無いので、アシストついててもしんどいわ…
現在は埋め戻され、全体を芝が覆っています。
古墳の隣には壁画館があり、発掘当初のものと復元したものの模写等を見ることができますよ。
高松塚古墳といえば飛鳥美人図が有名ですが、他の壁画もとても美しいのです。
とくに四神のうち白虎、青龍、玄武は傷みは見られるものの、 輪郭はしっかり残っていて感動!(レプリカだけど)
残念ながら、朱雀は盗掘された時に破損してしまったそうです…
ホント人様のお墓をあばいて盗掘って、罰当たりそうよなあ…
キトラ古墳
高松塚古墳から自転車を走らせること15分ほど。
比較的わかりやすい道ですが、横道に入るの?どうなの?とグーグルマップを確認しつつのろのろ進みます。
高松塚古墳よりもきれいなドーム型です。
日本で四神の壁画が揃っている唯一の古墳なのだそうです。すごい!
古墳の隣にある「キトラ古墳壁画体験感 四神の館」も必見です。
入場はなんと無料。
出土品や、石室のレプリカが展示されています。
いつもではないですが、本物の壁画を公開しているときもあるそうですよ。
必見とは言ったものの、わたしはタイムリミットが迫っていたので、まったくもって落ち着いて見られず…
またあらためて、ゆっくり行きたいです。
四神以外の天文図なんかもじっくり説明をみたかったなぁ。
鬼の雪隠/俎
キトラから、甘樫丘の横を通って橿原まで戻ります。
その途中にあるのが、有名な石造物の鬼の雪隠と鬼の俎(まないた)です。
この2つとも、やはり用途は謎…
昔この辺りには鬼が住んでいて、霧で通行人を迷わせて捕らえていたと言い伝えられているんだとか。
俎は、その獲物をお料理する道具だったのですね。
なんて聞くと、おどろおどろしいものに見えてしまう…ぞわっ
その後は、時間との戦い。
橿原に向けてひたすら自転車をこぎます。
甘樫丘のふもとは、コキアが見頃を迎えていました。それを横目にギコギコびゅんびゅん。
結局、橿原神宮前駅に戻ってきたのは16時少し前でした。
うろ覚えですが、11時前には出発したように記憶しているので。トータル5時間くらい。
最初は、たっぷり時間があるなぁなんて余裕をこいていたものの。
いざあちこち巡ってみると、まぁ時間の足りないこと足りないこと…
方向音痴は、地図とにらめっこしながら進むのでタイムロスが大きいのだと、失念しておりました。
あとは、大まかでも時間配分を決めておくべきでしたね。
最後だけで帳尻合わせは無理すぎる。
まぁまぁ反省は尽きませんが。この失敗を糧にしまして。
同じ轍を踏まないように、いつかまた飛鳥リベンジしたいと思います!
2019年10月奈良ひとり旅〜3日目③用途不明?ミステリアスな飛鳥の石造物めぐり
飛鳥寺をあとにしまして、また自転車を走らせます。
亀型石造物
駐車場か何かを建設しようとしたところ、ここの遺跡が見つかったのだそう。
世紀の大発見!だけど、業社さんは災難だなぁ。
柵に囲まれていて、その底部に石造物があります。
見事に亀です。1400年経ってると思えない…
汲み上げた地下水が長方形のところに落ち、そこから上澄みだけが亀の方に流れるような仕組み。なので、亀の中には澄んだ水が流れ落ちるそうで。
お酒を作ったとか、儀式前の禊に使ったとか。色々な説があるけれど正確には分かっておらず、それを考えるのもまた一興。
亀の顔のあたりから平安時代の貨幣が出土したことで、平安時代まではここが利用されていたのでは?っと言われているんですって。
酒船石
亀型石造物から山道を少しのぼった、竹林の中にあります。(大きくて、全形が映りませんでした…)
これまた用途不明だそうです。占いに使った、お酒を作った、薬を作った等々諸説あり。
個人的には『三つ目がとおる』のイメージが強くて、なんとなく怖く感じてしまいます。写楽くんの悪い顔がちらつく…
さてさて。気を取り直して、お昼ごはん。
せっかくだから飛鳥らしいものが食べたいなぁと思いまして、「夢市茶屋」さんへ。
あすかのお土産や特産品を扱う「飛鳥の夢市」の2階にある食事処です。
大和鶏の唐揚げや煮物がセットになった「古代米御膳」1250円。
付け合わせも色々ついて、お得です。
石舞台古墳
夢市茶屋からすぐ近く。自転車はとめたまま、徒歩で向かいます。
教科書で(数十年前に)みたやつ!とテンションのあがるミーハー。
石積みの下が半地下のようになっています。中は思っていたより広い。そして石がでかい。
最初に入ろうとした時に、たくさん自撮りをしたいカップルにあからさまに邪魔にされたので一旦退散。
入り口側が南、奥が北。
日本に仏教が入ってきてから、お墓において北の方角が重要視されるようになっ
たそうで。古墳でも、北側に立派な石材を設置していることが多いんだって。
橘寺
続いて向かったのは、聖徳太子生誕の寺とされる 橘寺。
天台宗の寺院で、聖徳太子が父用明天皇の別宮を寺として改め建立したと言われています。
境内には緑が多く、穏やかな雰囲気です。
両面に顔が彫られた「二面石」が敷地内にあります。
心の持ち方を現したものと説明されていますが。本当にそうなのか?
それも謎ですよねぇ。
亀石
橘寺からほど近いところにあります。
しかし、道端にポツっとあるので見落とし注意です。
大きな目が、ユーモラスでかわいい。
亀型石造物もそうだけど、カメっていうのは特別な生き物だったのでしょうか?
むむ、色々と興味深いです。
見どころが多くて、この時点ですでに13時半…
15時くらいには橿原に向けて戻り始めたかったので、ちょっと焦り始めまして…
この頃からアシストを強にして、古墳に向かって爆漕ぎしていきます〜
2019年10月奈良ひとり旅3日目②飛鳥を迷走!1400年を見守る飛鳥大仏にお参り
奈良旅最終日。橿原神宮駅前から飛鳥散策スタートです。
まずは、明日香レンタサイクル橿原支店で自転車を借ります。
飛鳥エリアで一番大きなレンタサイクル店。支店がたくさんあるので、違う支店に返却できるのもとても便利です。
ウェブクーポンで200円引していただけますよ。
明日香マップ | あすかであそぼ引用画像使用。
飛鳥がはじめてなこと、それから15時くらいに橿原に戻って来たいことを伝えると、店員さんがオススメのルートを組んでくれました。
実際の地図を紛失してしまったので、キトラ古墳を最奥として行きをピンク、帰りを青でなぞってあります。
ちなみに丸してあるのは、立ち寄ってきたところ。
飛鳥旅の相棒、アシストさん。
「飛鳥はダラダラ坂が多いから、電動自転車がおすすめですよ」と言われ、迷わずアシスト付に。
1日1500円。
キトラまでゆる〜く長い上り坂が続いていたので、大正解でした。
川沿いを進み、まず向かったのは甘樫丘。
甘樫丘
標高148メートル。頂上には川原展望台と甘樫丘展望台の2つがあります。
今回、わたしは甘樫丘展望台へいってきました。
展望台まで、ゆるい坂道や階段が整備されており軽いピクニック気分を味わえます。
「万葉植物園路」には、万葉集に歌われた植物が植えられていたりと登る間も楽しめますよ。
あいにくの曇天でしたが、展望台からの景色も美しい〜
東に飛鳥寺や岡寺、北西には大和三山も臨めます。距離的には三輪山も見えるようですけれど、木の枝が繁っていて残念ながら見られず…
飛鳥坐神社
御祭神は四柱。
事代主神、高皇産霊神、飛鳥神奈備三日女神(賀夜奈流美乃御魂)、大物主神が祀られています。
こちらは、豊穣を祈念して行われる奇祭「おんだ祭」で有名です。天狗とおかめが夫婦和合を模した踊りをするというお祭りです。
縁結びのご利益があるそうですよ〜
飛鳥寺
続いて向かったのは飛鳥寺。絶対に行きたかった場所のひとつ。
蘇我馬子の発願により創建された、日本最古の本格的寺院です。
宗派は真言宗豊山派。
開門時間 9時〜17時半(10月〜3月は17時)※受付は15分前まで
拝観料 大人350円
高校生・中学生250円
小学生200円
寺社としては珍しく写真可なので、ありがた〜くとらせていただきました。
日本最古の大仏と言われる、飛鳥大仏。
飛鳥時代らしい、エキゾチックなお顔立ち。
左右の表情が異なっており、左からのお顔の方が微笑んでいるように見えるとか?
近年の調査で、お顔の大部分や大右手の上半分は7世紀に作られたオリジナルということがわかったそうで。なんと、1400年程の時を経てここにいらっしゃるということ。
途方もない年数。
飛鳥の方々の信仰心のおかげですね。
阿弥陀如来像と、聖徳太子像もぱちり。
こちらの聖徳太子像、とっても美しかったです。
く、首かぁ…と思っていましたが、実際ここに葬られているわけではないらしいでよ。所謂お墓のようなものではないのですね。
飛鳥寺をあとにして、南東へ〜