1泊2日でどこいく?

公共交通機関のみで行く、ひたすら地味なゆるひとり旅

2018年10月三重ひとり旅 1日目~導きの神様、椿大神社へ

仕事に追われて心身ともに疲弊しまくり、もうどうにもしようがないくらい追い詰められておりまして。
完全キャパオーバーしたわたくしは「とりあえず伊勢にいこう…」と、ふやけたテンションで三重に行く計画をたてたのでした。

なにがとりあえずなんだかは、我ながら全くもって不明ですが。
追い詰められたときに、伊勢に行きたくなる不思議。


さて10月15日深夜。
仕事後に、東京駅発の夜行バスで名古屋へむかいました。
6時25分名古屋駅着。身支度をなんとなく整え、コメダ珈琲でモーニング。
早朝から動きたかったのでバス旅にしたものの、疲労の溜まった体はバキバキに悲鳴をあげており、早速後悔しながらコーヒーをすすります。なんともアレな旅のはじまり…
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小倉トーストおいしいよね。

道開きの神様にあやかりたい!清々しい椿大神社にお参り

伊勢にいこう!と言いながら、いきなり寄り道。
まずは、鈴鹿市にある「椿大神社(ツバキオオカミヤシロ)」に向かいます。
神頼みっというわけでもないのですが、何かこう、すがりたい気持ちになったわけでして。 


名古屋から、近鉄線で四日市へ(JRでもいけます)そこから椿大神社行きの路線バスに乗るのですが。


このバス、1日に7本しかない!


今回、直前まで熱田神宮にも行こうか悩んでいたので、どうとも振れるようこのルートにしたのですが…
夜行バス利用で椿大神社に行くなら、四日市まで行くべきでしたね。
乗り継ぎがうまく行かず、名古屋で1時間ほど読書をしながら時間をつぶしたりして。


10時48分、無事に伊勢一の宮椿大神社に到着!
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主祭神猿田彦大神
天孫降臨した瓊瓊杵尊ニニギノミコト)一行の道案内をしたことから、導きや道開きの神様として崇められています。

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鳥居をくぐると、一気に凛とした空気に変わる、この瞬間がたまりません。最高です。

神社の参道を歩くのが大好きなので、清々しさを堪能しつつ、ゆっくりご本殿へ。
ちょうどご祈祷中だったので、静かにお参りさせていただきました。


ご利益は縁結び♡やさしい雰囲気の摂社、椿岸神社

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お隣に鎮座する、椿岸神社にもお参りさせていただきました。
こちらは、猿田彦大神の妻神である天之鈿女命(アメノウズメノミコト)が御祭神。
天岩戸に隠れた天照大神を誘い出す為、舞を披露した神話はとても有名ですよね。
それ故芸能の神でもあり、猿田彦大神との夫婦神として、縁結びや夫婦円満のご利益もあると言われています。

神前結婚式は、ここで執り行われるそうですよ〜
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椿岸神社のお隣にある、願い事が叶うという、かなえ滝。小さいながら、なかなかな勢い。
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わたしが行った時は、妙齢の女性グループが滝の水に触れようと盛り上がっていたので、大人しく写真だけ撮らせてもらって退散しました。
ひとりだと、こういう時に少し肩身が狭いのですよ…


本当はもっとじっくり境内を廻りたかったのですが、如何せん帰りのバスの時間を意識しすぎて落ち着けず…
また是非、しっかり時間をとってリベンジしたいと思います!

夕方でも美しい。黄昏時の外宮へ

椿大神社をあとにして、ふたたびバスで四日市駅へ。そこから近鉄線に乗り換えて伊勢市へと向かいました。

伊勢市駅を出た瞬間から、なんだか清々しい気持ちになるのはなぜでしょうか。
「伊勢にきたよ!」という自己暗示の成せる業でしょうか。

お世話になる伊勢シティホテルにチェックイン後、徒歩で夕刻の外宮へお参りにいきました。
神社は絶対朝派!ですが、この時間も意外と人出が少なく、ゆっくりお参りできるのでオススメです。

朝派の記事はこちら
momonoco.hatenablog.com


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正宮の新御敷地。美しい。
っというか、外宮の写真がこれしかない。なんならこの日、このあと1枚も撮っていない。
お前が首からかけていたカメラはなんなのかと、あの日の自分に問いたい・・・


先述の通り写真はございませんが、この日の夕飯は、外宮にほど近いイタリアンCuccagna2(クッカーニャドゥーエ)へ。

あまり調べずに入店しましたが、大当たりでした!タコのアラビアータがめちゃくちゃおいしくて、もりもりぺろり。
ただ、バーの要素が強いので、夜に食事のために女性ひとりで入るにはやや敷居高めかも~
ひとり利用なら、ランチタイムが入店しやすそう。

店員さんも気さくな方々で、突然降り出した雨に困っていたら傘を貸してくださいました。
それも、どうやら店用ではなくスタッフの方の私物の様子…申し訳ない!けどありがたい!絶対また来ます!


満腹だし、人のやさしさに触れて幸せな気持ちいっぱいで、早めに就寝。

2日目につづきます