2018年11月長野ひとり旅 2日目②雨の戸隠神社後半
中社をあとにして、奥社入口へとバスで向かいます。
強くなる雨足とともに、体感温度も下がってきました。
このあたりから、寒いのと眠いのとで、頭がぼやけてうまく働かなくなっています。
本降りの雨の中、奥社へ
奥社入口バス停につきましたが、ここから社殿までは約2キロを自力で歩かなくてはいけません。
運動不足な体に、雨の山道はなかなかハードです。
戸隠と言えばこの風景!杉並木に感動
戸隠を訪れた方のブログ等を拝見していると、皆様「随神門をくぐると、空気が変わる」と表現されていましたが、確かに!
なんとなく、背筋が伸びる心地がします。自己暗示も多分にあると思いますけれども…
そして!この!杉並木!
これが見たかったのです。美しいぃ〜
参道好きにはたまりません。
雨でなかったら、端の方でしばし佇みたいところですが。
結構な本降りなので先に進みます。
木に触りながら歩いている方が結構多いけど、たくさんの人が触ったら木が傷むんではないかしら…
メディアでも、抱きついてパワーをもらいましょう!みたいなこと言って煽るから、皆触りたくなるんだろうけどなぁ〜
などともやもや考えながら歩いていましたが、傾斜が急になってくるとそんな余裕はなくります。
それどころじゃない。とにかく体が重い。しんどい。
滑らないように、一歩ずつ慎重にのぼってゆきます。
ふと、京都の貴船神社から鞍馬寺へ歩いた時のことを思い出していました。
似ているわけじゃないけれど、貴船も水の神様だし、鞍馬は修験道のお山ですからね。それで思い出したのかもしれません。
あの時も雨だったなぁ…雨率高いのは日頃の行いか…
ぜえはあしながら、ようやく奥社へ到着!
あんなに寒かったのに、汗ばむくらい体があたたまっています。
九頭龍社
地主神で、奥社の天手力雄命より以前からご鎮座されているようです。
御神徳は、心願成就。他に水の神、雨乞いの神、虫歯の神(?!)縁結びの神として崇敬されているんだとか。
虫歯の神様ってはじめてききました。
奥社
祀られているのは、天岩戸を開けて投げ飛ばした神様。天手力雄命(アマノタヂカラオノミコト)です。
開運、心願成就、五穀豊熟、スポーツ必勝などのご利益があるそう。
戸隠の神様方は、ご利益がいろいろありますね。
足元は冷たいのに体が暑いのと、眠いのと、疲労とで、クラクラきます。
ありがたみもひとしお。戸隠流おみくじ
お参りを終えて、社務所で奥社と九頭龍社の御朱印と、御神籤をいただきました。
初穂料は各300円。
戸隠神社の御神籤はちょっと変わっていて、特別感ありありなのです!
年齢(今年の年齢+1)を伝えると、神職さんが祝詞を上げた後に籤をひいて、渡してくださいます。
前半に全体の運勢、後半に「病気平癒す」「旅立ち良し」など、各項目の良し悪しが古語で書かれていました。
この前半が結構 難解で受け取り方が難しいのですが、わたしは今悩まされていることにドンピシャ。ひー
すごく含みのある書き方なので、受け止め方も人それぞれかも。
普段はおみくじをひかない方も、戸隠では是非頂いてみるのも面白いと思いますよ〜
名物戸隠蕎麦のランチ
バスで中社へ戻り、お昼にお蕎麦をいただきます。
戸隠といえばお蕎麦!このために昨日の夜はお蕎麦じゃなくしたんですから!笑
SNS等で有名なうずら屋さんは、雨にも関わらずすごい行列でしたので…
少し歩いて「戸隠堂」さんへ。
束にして盛るのをぼっち盛りっていうんですって。
お蕎麦はもちろん、鰹出汁しっかりめのつゆもおいしかったですよ〜
なにより、お店の方がとても感じが良くて。ひとりでもゆっくり美味しいお蕎麦を堪能できました。
はじめての戸隠、行く前は雨かぁ〜と残念がっていましたが。
そのおかげで、行楽シーズンでも混み合わずに済んだのかなとも思います。
神社で降る雨を清めの雨と呼ぶこともありますし。
かえってラッキーなお天気だったのかも。
↓はオフィシャルホームページです。神様の表記、各社の御神徳などはこちらから引用させていただきました。
とても丁寧に作られたHPで、勉強になります。ご参拝の前にはぜひ!
美しい写真もたくさん掲載されているので、見ているだけだいやされますよ。
そんなこんなで。
お参りの余韻を残しつつ、バスで長野駅へもどります。
続いては、昼の善光寺参りへ。