旅の負担を緩和する方法
旅に出る理由は、千差万別。
様々な目的や理由があって、皆様旅に出ますよね。
わたしは、なにかに追い立てられている時ほど、どこかへ行きたくてたまらなくなります。
一旦日常から切り離されることで、煮詰まった頭と心をリセットするようなイメージなのかも。
なので、旅に出る時の心身のコンディションは、どちらかと言うと悪い場合が多いです。笑
心の方は、その旅の間に復活できるのですけれど、身の方は、なかなかどうして…
とくに30歳を超えてから、回復に時間がかかるのをひしひし感じております。
つらい。つらいはなしです。
旅中(といってもほとんど2日間ですけれど)に、いかにリラックスできるか。
体に、疲労やストレスを貯めずに過ごせるか。
これを、できるだけ意識するようにしています。
そのためにわたしが実践している、5つのちょっとした工夫をご紹介してみますよ〜
①温度調整しやすい服をもっていく
わたしは神社仏閣によく行くのですが、案外標高が高いところにあることが多く、日夜の寒暖差には泣かされます。
昼間は汗ばむくらいなのに、夜は震えるほど寒い〜なんてこともしばしば…
反対に、 軽登山のような時には、歩いているうちに暑くなるパターンもあったり。
もちろん平地でも、初日は暖かかったのに2日目にいきなり冷え込む、なんてことも起こり得ますよね。
どの季節でも、備えあれば!という気持ちで、プラス1枚を持っていくようにしています。
春・秋
ポケッタブルパーカーが便利!
巾着ポーチに入れて、手荷物と一緒に持ち歩きます。
1枚で羽織ることもできますし、一重のジャケットやニットコートなどの下に重ねて着たりもします。風を通さないだけで、体感温度がぐっと上がりますよ〜
わたしが持っているのはユニクロのこれ。軽い雨も弾くし、完全に旅用。
10月の三重、11月の長野、香川旅のときにも持っていきました。
夏
夏でも、必ず七分〜長袖の羽織物を持っていきます。
猛暑の時ほど、冷房がしっかり効いていることが多く、電車の中やレストランが肌寒く感じることも〜
特にこのメーカーのコレというのはありませんが、着心地の良いものを選ぶようにしています。
肌触りの良い綿や、さらっとした麻の薄手のカーディガンなどが使いやすいですかね。
UVカットパーカーなんかも、一石二鳥でおすすめです◎
晩秋〜冬
この季節はインナーダウンが旅の友になります。
寒い時期の旅には毎回持っていきますが、冷え込む朝晩だけしか使わないことが多いかも。結構嵩張るんですけどね…
外出以外の移動中や宿坊などで、部屋が寒いときにカーディガン感覚で着たりもしています。
予報が外れて気温が上がり、結局着なかった〜なんてこともありましたが。
底冷えする夜のお出かけ時には、ホント重宝しますよ!
個人的には、1番の憂いなしアイテム。
今使っているのは無印良品のコレ↓ ポケッタブルではあるけど、インナーとして着るにはちょっとブクっとするのが難点。そのかわり、かなりあたたかいです。
今年のモデル(オーストラリアンダウン)の方が、ちょっと薄めっぽいかも?
②寝る時はマスクを着用する
ホテルの部屋って、ものすごーく乾燥しますよね。
翌朝バスタオルがカリカリに乾いているのを見る度、保湿の必要性を感じます。
最近は、部屋に加湿器や空気清浄機が設置されていることもありますが、それでも自宅とは比べ物にならないくらいパサパサするもの。
喉から風邪をひくことが多いわたしは、ベッドに入る前に必ずマスクを装着!
これだけで、翌朝の喉のいがらっぽさが全然違いますよ〜
難点は…顔に跡が残ったら、なかなか取れないことですかね…
③スキンケアは、いつも使っているものを持っていく
旅のときだけ違うものを使う方も多いのではないでしょうか?
旅行用のトライアルセットとか、パウチされた使い切りのものなんかも便利ですよね。
しかし、環境が変わると肌も敏感になるものです。
使い慣れないものは、思いがけず肌トラブルの原因になってしまうことも…
とくに乾燥した肌に合わないものを使うと、赤味が出たりひりひりすることがあります。
なので、自分の肌に合っている、普段から馴染んだものがベター。
小分けボトルやケースに移し替えて、クレンジング、化粧水、保湿クリーム、オイル等を持っていきます。
この無印の小分けボトルが超優秀!
ポリエチレン12mlが一番使い勝手が良いです。
専用の識別ラベルも販売されているので、同じボトルを複数使っても安心。
他の素材、大きさもバリエーション豊富なので、使いやすいものを見つけてみてはいかがでしょうか。
④好きな香りを携えて
いわゆる、アロマテラピーというやつです。
香りには緊張をほぐしたり、気分を明るくさせる効果があると言われていますよね。
香水は好みませんが、エッセンシャルオイルは好きで、旅先にも数種類のオイルを持っていきます。
ラベンダーにリラックス効果があるのは有名な話ですが、樹木系や柑橘系の香りにも同様の効果があると言われています。
最近のお気に入りは「スイートオレンジ」と、高野山で購入した「高野槙」です。
特に高野槙は、森林浴をしているような清々しさが気に入って、ここ最近の旅は毎回持っていっています。
エッセンシャルオイルは、香水のように匂いが残るものではないので、香り系が苦手な方でも挑戦しやすいかなと思います。
とくに道具必要なく、畳んだティッシュペーパーに少し垂らして、部屋に置いておくだけでもOK!
わたしもアロマオイルについてしっかり勉強したわけではないので、八割方好みで選んでおりますが。
堅苦しく考えずに、好きな香りを楽しむ、くらいの気持ちでも良いのではないでしょうか〜
店頭には必ずサンプルがあるので、好みのものを探してみてくださいね。
ただし、直接肌につくと刺激になる恐れがありますので、取り扱う時はご注意ください。
⑤入浴は、しっかりお湯をためて温まる
疲れていると、ついついシャワーですませたくなってしまいますが。
夏でも冬でも、必ず湯船に浸かってあたたまるようにしています。
水圧がかかることでむくみ予防にもなるし、疲労回復も期待できますからね。
先にあげたエッセンシャルオイルを数滴湯船に入れることで、香りの効果もプラス!
入浴をさらにリラックスタイムに格上げできますよ〜
柑橘系など、オイルの種類によってはピリピリした刺激がでることもありますのでお気をつけくださいね。
まとめ
あらたまって5つ挙げてみましたが、大した事は正直何もしていませんね。
当たり前のことを、尤もらしく言ってみました。
(でもせっかく書いたからあげます)
あくまでも、ひとりで個室に泊まることを前提としております。
ゲストハウス等でドミトリールームに泊まる場合や、同行者がいる旅行については想定しておりませんので、あしからず。
はじめてのひとり旅で緊張しているとか、出張でストレスを感じているとか。
そういった時には少し効果があるかしら、どうかしら…
旅好きの端くれとして、少しでもストレスなく旅行を満喫できる方が増えたらいいなぁと。
特に女性が、気軽にひとり旅を楽しめるようになったら、すごくうれしいな!と思っている次第です。