1泊2日でどこいく?

公共交通機関のみで行く、ひたすら地味なゆるひとり旅

2019年10月奈良ひとり旅3日目③飛鳥2つの古墳で古代ロマンにふれる

飛鳥めぐりも大詰め。

思いの外時間が足りない!でもキトラまで行きたい!

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明日香マップ | あすかであそぼより画像引用

 

自転車をぐいぐい漕ぎながら、まずは高松塚古墳を目指します。

 

高松塚古墳

途中で、天武天皇持統天皇陵にも立ち寄りつつ。ゆるゆる上り坂をすすみます。

わたしの生活圏には坂道かほぼ無いので、アシストついててもしんどいわ…

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現在は埋め戻され、全体を芝が覆っています。

古墳の隣には壁画館があり、発掘当初のものと復元したものの模写等を見ることができますよ。

 

高松塚古墳といえば飛鳥美人図が有名ですが、他の壁画もとても美しいのです。

とくに四神のうち白虎、青龍、玄武は傷みは見られるものの、 輪郭はしっかり残っていて感動!(レプリカだけど)

残念ながら、朱雀は盗掘された時に破損してしまったそうです…

ホント人様のお墓をあばいて盗掘って、罰当たりそうよなあ…

www.asukabito.or.jp

 

 キトラ古墳

高松塚古墳から自転車を走らせること15分ほど。

比較的わかりやすい道ですが、横道に入るの?どうなの?とグーグルマップを確認しつつのろのろ進みます。

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高松塚古墳よりもきれいなドーム型です。

日本で四神の壁画が揃っている唯一の古墳なのだそうです。すごい!

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古墳の隣にある「キトラ古墳壁画体験感 四神の館」も必見です。

入場はなんと無料。

出土品や、石室のレプリカが展示されています。

いつもではないですが、本物の壁画を公開しているときもあるそうですよ。

 

必見とは言ったものの、わたしはタイムリミットが迫っていたので、まったくもって落ち着いて見られず…

またあらためて、ゆっくり行きたいです。

四神以外の天文図なんかもじっくり説明をみたかったなぁ。 

www.nabunken.go.jp

 

鬼の雪隠/俎

キトラから、甘樫丘の横を通って橿原まで戻ります。

その途中にあるのが、有名な石造物の鬼の雪隠と鬼の俎(まないた)です。

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この2つとも、やはり用途は謎…

昔この辺りには鬼が住んでいて、霧で通行人を迷わせて捕らえていたと言い伝えられているんだとか。

俎は、その獲物をお料理する道具だったのですね。 

なんて聞くと、おどろおどろしいものに見えてしまう…ぞわっ

 

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その後は、時間との戦い。

橿原に向けてひたすら自転車をこぎます。

甘樫丘のふもとは、コキアが見頃を迎えていました。それを横目にギコギコびゅんびゅん。

 

結局、橿原神宮前駅に戻ってきたのは16時少し前でした。

うろ覚えですが、11時前には出発したように記憶しているので。トータル5時間くらい。
最初は、たっぷり時間があるなぁなんて余裕をこいていたものの。

いざあちこち巡ってみると、まぁ時間の足りないこと足りないこと…

 

方向音痴は、地図とにらめっこしながら進むのでタイムロスが大きいのだと、失念しておりました。 

あとは、大まかでも時間配分を決めておくべきでしたね。

最後だけで帳尻合わせは無理すぎる。

 

まぁまぁ反省は尽きませんが。この失敗を糧にしまして。

同じ轍を踏まないように、いつかまた飛鳥リベンジしたいと思います!