1泊2日でどこいく?

公共交通機関のみで行く、ひたすら地味なゆるひとり旅

福井県永平寺の宿坊で修行体験レポ〜1日目

前回の永平寺参籠体験の申込み方法に引き続きまして、実際の体験内容なぞまとめてみようかと思います。

長くなってしまいましたが、お付き合いいただけたら幸いです。

 

momonoco.hatenablog.com

 

 

上山〜受付〜入室

15時頃に永平寺に到着。

受付用紙に記入して、手続きをします。ホテルで言うところのチェックインのような感じ。

たまたま同じ位の時間に到着した体験者の方がいらしたので、担当の雲水さんに部屋まで案内していただき、揃って説明を受けました。

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 ホワイトボードに沿って、当日と翌日の流れを聞きます。

 

翌朝は4時起床かと思いきや、身支度等々を考えると3時台には起きねば間に合わないことをここで気付かされ、愕然とする朝弱い族のわたくしたち。

「3時台…どちらかというと寝つく時間です…」とつぶやく後輩。確かに、3時に寝たことはあるけど、3時に起きたことないわ。

修行僧って大変だ。

 

 手の組み方三種

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座禅や座っているときの手の組み方「法界定印」

手の平を上にして右手に左手を重ね、卵型になるように上部で親指を合わせます。

中央、歩くときの手の組み方「叉手」

軽く肘を張り、鳩尾の辺りで親指を内に入れたて左手を握ります。拳を包むように右手を上から重ねます。

右、「合掌」

これは最も馴染みがありますね。肘を張り、首くらいの高さで、指を揃えて掌を合わせます。

 

三黙道場

私語が禁止されている三箇所のこと。

食事、入浴、東司(とうす、と読む。トイレのこと)

この3つは修行の場とされており、私語は慎むこと。

 

トイレのお作法

各東司の近くには、必ず「烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)」が祀られています。東司の清掃中に悟りを開いた明王様なんですって。

入る前と後に、この明王様に合掌して一礼します。

 

自由参拝

入山後は、薬石の17時20分まではフリータイム。

この時間を使って寺内を参拝してきました。宿泊する

後輩ちゃんはこの時間に御朱印をいただいていましたよ〜

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あとから写真を見返すと、どこのお堂なのかわからないのですよね…

 

薬石(夕食)

 本来は別室に移動して食事をする予定だったのですが…

幸か不幸か、この日は課外学習の高校生(100人くらい?)が来ており、一般の参籠体験者の同席が難しいとのことで。部屋でいただくことに。

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修行体験中ということは重々承知しておりますが…部屋食になったので、1枚撮影しちゃいました。

 

高野豆腐の煮物、胡麻豆腐の天ぷら、青菜の酢味噌和え、牛蒡と人参の胡麻和え、白花豆甘煮、白米、漬物、赤だし。

精進料理なのでもちろん肉も魚も使われていませんが、物足りなさは全くなく味わい深い。ひとつひとつがとても丁寧に作られていることを感じながら、いただきました。 

食後は箸先をお茶ですすぎ、汁気を口元で拭った後に箸袋におさめます。

翌朝も同じ箸を使い、体験後は記念として持ち帰れます。

 

ゆっくりいただきたいのは山々でしたが、急遽各部屋に配膳してくださった関係で時間が押せ押せでして…

次の坐禅の時間が迫っていたため、正味20分くらいで大急ぎで完食しました。

 

坐禅

さてさて18時20分。いよいよ参籠体験のメインでもあります、坐禅です。

足さばきの良い服装に着替え、素足でスタンバイ。道場へ移動します。

案内係の雲水さんからバトンタッチし、別の雲水さん(おそらく先輩)が解説と指導してくださいました。

 

曹洞宗坐禅は、坐蒲(ざふ)という丸いクッションの上にお尻を乗せて足を組ます。壁に向かって座るので、周りが気になりにくく集中しやすいです。

 

足の組み方としては、両足を腿上にあげる「結跏趺坐」が有名ですが…

右足を床につけ、左足のみ腿上に乗せる「半跏趺坐(はんかふざ)」でもOK。
坐禅中は目を閉じずに、斜め45度を見つめるよう「半眼」の状態を保ちます。

 

わたしはこの日が坐禅初体験。

グラグラしたら、狭窄でスパーンってやられるのかなぁとドキドキしていましたが、そんなこともなく。

姿勢が崩れていても注意されるだけ。狭窄で打ってほしい場合は自己申告するシステムでした。ほっ。

 

もっと眠くなったり、色々なことを考えちゃったりするものかな〜と漠然と予想していたものの、案外自然とあたまがからっぽになるものでした。 

 

自分の心音、呼吸音、雲水さんが歩く衣ずれの音、お線香の香り…

そういう諸々がふーっと遠くなっていって、時間の感覚も曖昧になります。30分くらいは座っていたのかな?

半跏趺坐でも終盤かなり足が痛かったですけど、時間はあっという間にすぎていました。

 

映画鑑賞〜入浴〜就寝

坐禅のあとは、別室に移動して永平寺についてのDVDを鑑賞。北陸の四季と、雲水さんたちの修行の様子を学びます。

曹洞宗の寺院の中でも修行が厳しいことで知られている永平寺。近年は修行僧の数も減っているんだとか。そんな中で通常の修行以外に、わたし達のような参籠体験者の受け入れるのは大変でしょうね。

お坊さんたち、若いのにえらいよねぇ〜BBAも頑張って働かねばいかんなと思わされた次第です。

 

内容とは関係ありませんが、DVD鑑賞した部屋は冷房がしっかり効いておりまして、寒いくらいでした。何か羽織るものをもって坐禅にのぞむとよろしいかと。

 

その後、着換えをとりに部屋に戻って入浴タイム。

お風呂は宿泊者用のものを利用します。壁沿いにカランが並び、中央に湯船がありました。予想より広々しています。シャンプーはありませんが、固形石鹸とボディーソープがおいてありました。

30分程時間が取られておりますが、三黙道場のひとつなので黙々と入浴をすませました。

 

入浴後は自由解散。各自部屋に戻ります。

翌朝は時間に余裕がないため、夜のうちにできる限り荷造りをすませておきます。布団を敷き、21時に浴衣に着替えて開枕。

 

目覚ましの時間は3時45分。しっかりスヌーズにしておきましたが、起きられるか不安を抱えつつ、就寝しました。

 2日目につづきます〜

福井県永平寺で、1泊2日の宿坊体験。予約〜疑問点まとめ

季節の変わり目にひいた風邪をおもくそこじらせまして、すっかりこちらから足が遠のいておりました。お久しぶりでございます。 

 

久しぶりの記事は、6月頭に行ってきた福井旅の話題をば。

社用も兼ねて、会社の後輩と3泊4日でふたり旅してきました。某仏教大学出身の後輩と、某神道大学出身のわたしという、神社仏閣好き旅好きのマニアックコンビです。

 そんなふたりともが、かねてから行ってみたかった永平寺。福井へ行くならぜひともっ!ということで、1泊2日の参籠(さんろう)体験をしてきました。

体験記はまた改めて書くつもりでおりますが。

まずは当日までの流れと、不安に思っていたことや必要そうなものなどをまとめてみますよ〜

 

 

永平寺とは

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 福井県永平寺町にある道元禅師の開いた、曹洞宗の総本山です。現在でも厳しい修行の場として知られています。

 

アクセス

電車+バス

えちぜん鉄道勝山永平寺線永平寺口駅」から、京福バス永平寺門前行」「永平寺行」いずれかに乗車13分。

終点より徒歩5分。片道410円(大人)

 

特急バス 永平寺ライナー

毎日運行している、福井駅から永平寺門前までの直行バス。

所要時間約30分、片道720円(大人)

京福バスHP https://bus.keifuku.co.jp/index.shtml

 

中部縦貫自動車道永平寺参道IC」から5km。

永平寺半杓橋近くにコインパーキング有

 

 開門時間

5月〜10月 8時〜17時30分

11月〜4月 8時30分〜17時
※入場は閉門の1時間前までに
 

拝観料

大人 500円
小中学校 200円
障がい者手帳をお持ちの方 200円
 

基本情報

住所)〒910-1228福井県吉田郡永平寺町志比5-15
電話)0776-63-3102

【公式サイト】大本山永平寺ホームページ

 

2種の宿坊体験

参籠体験 1泊2日

今回わたしが参加してきたのはこちらの参籠(さんろう)体験。研修施設「吉祥閣」に宿泊し、プチ修行体験かできます。

ホームページでのコピーは「永平寺で一夜をすごし、修行道場の雰囲気に身を入れることができます」というもの。 

恩金は、2食付で9000円。

 

参禅体験 1泊2日、3泊4日

キャッチコピーは、「禅の道場にて、坐禅三昧の時間を過ごします」というもの。

未体験なのでくわしくはわかりませんが、フリータイムや見学タイム多めの参籠体験とは比べ物にならないくらい坐禅の時間が多く、修行的色が濃い模様。なかなかにハードな内容のようです。

 

ちなみに、1泊は2食付10000円。3泊は8食付20000円。

ただし、3泊4日の参禅体験はあらかじめ指定された日のみ受入があります。毎月日にちが変わるので、ホームページてご確認くださいませ。

 

 

申込方法

 希望日の2週間前までに申し込みが必要です。日程によっては空きがないこともありますので、予備日も考えておくと安心。

わたしたちも、はじめの希望日は学生さんの課外学習で満室だったようで…第二候補日にいってきましたよ〜

 

まず電話で問い合わせをすると、申込用紙が送られてきます。

それに必要事項を記入しFAX送信することで正式に申込みが完了する、という流れ。

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持ち物

事前指定品

・タオル

・歯ブラシなどアメニティ

・シャンプー

・個々の薬品

・座禅のしやすい服装

 

っというのが、事前にいただいたしおりに記載されていたものです。

 

実際持っていったもの

・てぬぐい(ボディタオルもかねて)

・タオル2枚(マイクロファイバー

・石鹸(顔も体も洗えるもの)

・シャンプー、トリートメント

・歯ブラシ

・ヘアゴム(食事、座禅の時に)

・ゴミ袋(コンビニ袋)

・ウィンドブレーカー(ユニクロのポケッタブルパーカ)

 

しおりにあったものも含め、いつもの旅行用品にプラスして上記を持っていきました。まぁ、たいていの旅に持っていってるものもありますが。

中でも、ポケッタブルパーカーは持っていって大正解でした。山の天候は変わりやすいですからね〜

 

他に持っていくとよさそうなもの

・ドライヤー

寒い時期はあった方がよさそう。今回は初夏だったので、オイルで心ばかりの保湿をし、ものすごく頑張ってタオルドライしました。翌朝ゴワゴワでした。

 

・厚手の羽織物

季節にもよりますが…山なので、日夜の寒暖差が大きいです。

裸足で行う坐禅や早朝は6月でもかなり寒く感じました。ウィンドブレーカーで凌ぎましたが、本来室内で着るものではありませんからね…

 

・寝間着

浴衣はお借りできますが、開枕の21時以降に着用するルールなのでやや慌ただしさがあり。。座禅用のウェアで就寝し、翌朝のおつとめにもそのまま参加した方が余裕があったかな〜と思います。翌朝、食事のあと〜出発までの間に着替えたり身支度する時間はとれますので。

 

 

疑問点

当日を迎えるまで、ちょっと不安や疑問に思っていたことをQ&Aでまとめてみます。

Q.座禅の服装って?

わたしは、黒のTシャツとポンチ素材のワイドパンツを着用。色はモスグリーン(昼間からその服装してました)

後輩ちゃんは、ふくらはぎ丈の黒いガウチョパンツ。

参加している方の服装も様々でした。トレーニングウェア、スウェット、ゆるめの綿パン、ヨガウェア(多分)などなど。とくに指摘されることはありませんので、リラックスできる服装がよろしいかと。

トップスは基本的に皆さんTシャツだったと記憶しています。

 

Q.参加費9,000円「以上」って…

多めにお出しした方が良いのかしら…?と思っていましたが、受付のときに「9,000円お納めください」と言われました。ポッキリでOKのようです。

 

Q.座禅が組めなくても参加できる?

足などに痛みがある方は、椅子に座っての体験も可。

また、寺内移動で階段がつらい場合は、エレベーターで個別に案内してもらえるそうです。案内係の雲水さん(修行僧)が、事前に体の状態などを聞いて、対応してくださいましたよ。

 

Q.お参りする時間はある?

2日目の朝課が終わったあと、雲水さん(修行僧のこと)の案内で寺内を見学する時間があります。

ですが、自分のペースでお参り、見学をしたい場合は初日に行かれるのがおすすめです。

上山可能な14時〜薬石(夕飯)の時間までは自由時間です。部屋に荷物を置いてきたら、まずはお参り行くのがよろしいかと。

 

 

まとめ 

 持ち物を考えるときには、寒暖の差に注意が必要!

6月頭で日中は汗ばむ陽気でも、朝晩はかなり肌寒く…ちょっとつらい時間もありました。時期によってはもっと寒くなることも予想されます。

坐禅の時は裸足になりますが、それ以外は靴下の着用も可です。温度調整のできる素材や羽織、靴下やスパッツなどを持参すると安心かと◎

 

 それから、心持ちにも気をつけたいところ。あくまで体験といいつつも、修行の場にお邪魔するわけなので。

個人的見解ですが…身だしなみは必要でもこの場ではオシャレは不要ではないかしらっということで。メイクも控えめに、ネイルやアクセサリーもなしで臨みました。とくに咎められることはありませんので、ただの自己満足です。

 

そんなこんな緊張しながら参加した参籠体験でしたが、雲水さん達の細かなサポートのおかげで不安やトラブルもなく充実した時間をすごせました。


坐禅や朝課など、普段はなかなかできない貴重な体験。それを曹洞宗大本山でできるのですから。ありがたや〜

ご興味のある方は、是非体験参加なさってみてくださいませ。

 

一旅一喫茶店〜島根県松江市「服部珈琲工房」

「一回の旅行中に、最低一箇所は喫茶店に行く」を隠れ目標にしているわたくし。

熱海のように喫茶店天国だと、大喜びで複数カ所立ち寄ったりもいたしますが。神社仏閣めぐりではなかなかそうも参りませんで。

島根旅では、2日目に訪れた松江市で喫茶店利用して参りました。

服部珈琲工房

JR松江駅の駅商業施設シャミネの中にあります。改札を出て徒歩1分くらい。

松江を中心に、島根県鳥取県に店舗展開している喫茶店です。

 

わたしが立ち寄ったのは14時頃、空港へのバスを待ちつつの遅めランチで利用しました。

時間的に食事利用者は少ないものの、一服しに来ている方が多くカウンター以外ほぼ満席。

駅近でバス停もすぐなので、立地もとても便利です。

下車後に一息入れるのもよし、乗車前に時間調整がてら立ち寄るのもよし。

 

落ち着いた趣の店づくりで、大人の憩いの場といった雰囲気。

カウンター席もあり、ひとりでも入店しやすく、ゆっくり食事やコーヒーを楽しめます。

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ランチメニューも色々あって迷いましたが、サンドイッチをいただいてきました。

サラダ、スープ、コーヒーがセットになって、920円(税別)。

島根は食べ物がおいしい上、価格設定も良心的なので、旅行者にやさしいです。 

 

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卵と野菜サンド、ポテトサラダサンド。クラブハウスではなく、緑と白のパンが接着(?)されています。

具がもりもりでおいしい〜サラダも黒胡麻全開のドレッシングが良いアクセントになっています。

しかし薄切りとはいえパン4枚分。少食な女性だと食べきれないんでは…?というくらいボリュームがありました。もちろん少食ではないわたしは、ペロリと平らげましたけども。

 

他のランチメニューもドリアや焼きパスタ等気になるものが…

ケーキ類もとてもおいしそうでしたので、カフェ利用も魅力的。また、モーニングもやっているので、朝食にくるのもいいですね。

近くに住んでいたら絶対通っちゃうなぁ、と思うくらい居心地の良いステキなお店でしたが。残念ながら遠くに住んでおりますので、次回また松江を訪れた時に利用させていただきたいなと、思います!

 

 

 

島根県松江市朝日町472‐2 シャミネ松江1階(松江駅から166m)

営業時間[日〜木曜]7:00〜21:00 

    [金土曜・祝前日]7:00〜23:00


s.tabelog.com

2019年4月島根ひとり旅 はにわロードから神魂神社へ

八重垣神社の次に神魂神社(かもすじんじゃ)へ向かいました。

島根に行ったら、是非お参りしてみたいと思っていたところです。

松江駅からバスでかんべの里停留所へ行くのが一番近いのですが、本数が非常に少ないのが難点…

なので、わたしは松江駅(バス)⇔八重垣神社(徒歩)⇔神魂神社とめぐってきました。

 

八重垣神社から、はにわロードを歩く

 八重垣神社から神魂神社へは、ハイキングコースが整備されております。その名もはにわロード。

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野原道ですが、要所には看板がしっかり設置されていますし、点在する埴輪のおかげで、超絶方向音痴のわたしも迷うことなくたどり着けました。

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こういったハイキングコースはグーグルマップには反映されないので、目印が多いと安心します。奈良の山の辺の道も、このくらいわかりやすくしてほしい…

 

雨のそぼ降る中、約2キロのウォーキング。

とても気持ちの良いところで、距離を感じずにあっという間に神魂神社に到着しました。

 

 

神魂神社(かもすじんじゃ)

 「はにわ、かわいいなぁ」などとポヤついた気持ちでおりましたが、二の鳥居の前でいきなり変わる空気に圧倒されます。

なんか、すごいところに来てしまった…!

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神魂神社は、天穂日命アメノホヒノミコト)が天下って創建した、と伝えられる神社。

主祭神は、伊弉冊大神(イザナミ)、配祀神伊弉諾大神イザナギ)が祀られています。

 

現存する最古の大社造の社殿として、ご本殿は国宝に指定されているそうです。

400年以上前の建造物。歴史を感じますね。

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ただ、色々と謎の残る神社のようで、ウィキペディアによると…

現在は伊弉冊大神(イザナミ)を主祭神とし、伊弉諾大神イザナギ)を配祀するとしているが、これは中世末期ごろからのもので、それ以前の祭神は不明である。時代が下って寛文年間ごろの新嘗会祝詞には、熊野大神大己貴命などの神名が見えるが、現在では記録上わかる範囲内で、より古いほうの説に従っている。

神魂神社 - Wikipedia より引用

 

ともありますし、しまね観光ナビでは …

近くの熊野大社、八重垣神社、六所神社などとともに意宇六社の一つに数えられ、何故か『延喜式』に記載されておらず、『出雲国風土記』にもない。出雲国造家とゆかりが深く、古くは国造家の私斎場的性格だったためかとも見られる。

詳細情報 - しまね観光ナビ より引用

 

 とも言われています。

ルーツやご祭神に関しての謂れは、明らかではない部分が多いようです。  

 

 

それでも実際訪れてみると、大切に祀られ、守り伝えられてきたことをひしひしと感じるところでした。

写真を撮るのも憚られるような重厚な空気が、境内に満ちています。ちょっと別世界です。

摂社にもお参りさせていただきましたが、雰囲気に飲まれすぎておりまして…正直、お参りした時のことをほとんど覚えておりません。鳥居のところで感じた「すごいところへ来てしまった!」というのを境内でも思っていたような…

わたくし、記憶力どんだけポンコツなんでしょうかね。

 

 

まとめ

神魂神社で、とても印象に残っていることがあります。

居合わせた作業服にヘルメット姿の男性(何かの工事関係の方のようでした)が、社務所へ寄られる前にまずご本殿前でお参りをなさり、帰りも脱帽してご本殿に一礼してから帰っていかれたのです。

その自然な動作を見まして、お参りって信仰って、こういうことだよなぁと。

わたしも居住まいを正さねばな、と思わされました。

 

 

自分のお参りはあんまり覚えてないんですけども…陳腐な感想より、百聞は一見にしかずっということで。

交通の便は良いとは言えませんが、出雲に行かれる機会のある方は、是非訪れていただきたいなぁと思います。

 

2019年4月島根ひとり旅 癒しの森、八重垣神社

島根旅2日目は、松江市にある八重垣神社へ行って参りました。

出雲大社のガイドブックなどにも、必ず掲載されていますよね。縁結びの神社として広く知られており、ツアー等でも目的地の一つに組み込まれていることが殆ど。出雲大社参拝と同時に訪れる方も多いのではないでしょうか。

 

 

八重垣神社

松江駅から、バスに揺られること20分。

ヤマタノオロチから守るために、素盞嗚尊が稲田姫をこの地にかくまったのが神社のはじまりです。社名の由来になった御歌は、日本最初の歌と言われているそうですよ。

 

素盞嗚尊は、斐の川上から七里離れた佐草の郷"佐久佐女の森(奥の院)"に、大杉を中心に『八重垣』を造り、稲田姫を御隠しになりました。八岐大蛇を御退治になった素盞嗚尊は、ご両親の脚摩乳、手摩乳の御許しを得て夫婦となり、この佐草の地に宮造りされ、御夫婦の宮居とし縁結びの道をおひらきになられたのです。

八雲立つ 出雲八重垣 妻込めに 八重垣造る その八重垣を」

 という妻をめとった喜びの御歌から、『八重垣の宮』となりました。

 

八重垣神社について | 【公式】八重垣神社より引用

 

 

 御祭神は、

・素盞嗚尊

稲田姫命

大己貴命大国主命

・青幡佐久佐日古命(佐草宮司先祖神)

 

 

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こちらにも、4年ぶりのお参り。

わたしは出身地が氷川系の信仰なので、地元の神社にはこちらと同じく素盞嗚尊、稲田姫命大己貴命が祀られています。 

そのせいか、2回目のお参りですがなんとなく懐かしさを覚えます。

 

 

境内摂社にもお参りさせていただきまして…

 

社務所で占い用紙をいただき、奥の院へむかいました。

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やはりどこの神社でも奥の院や奥宮と呼ばれるところは空気が変わりますね。

 

八重垣神社の奥の院、佐久佐女の森は稲田姫を守る垣が作られた場所。また鏡の池は飲料水の他、姫がお姿を写されていたと伝わっています。

 

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天鏡神社で稲田姫命にお参りをしましたら、鏡の池で占いをば〜 

 

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池に浮かべた占い用紙に10円か100円玉を乗せ、ご縁の運を占うというもの。

沈むスピードが早いほど(15分以内)近々に縁があり、遅ければ(30分以上)出会いはまだ先。また、手前で沈めば身近なところで、遠くで沈めば遠方の人とご縁がある

っとの意味だそうです。

 

薄々予想はしていたけれど、これがなかなか沈まないわけですよ…時間にしたら10分くらいだったと思うのですが、ひとりで待っているとなが〜く感じるもので…

お隣にいたご年配のグループに「お姉さん、時間かかるわねぇ」と言われる始末。

出雲大社のおみくじも散々なことが書かれていたので、今年はいろいろ多難なのでしょうか。

 

一般的なおみくじよりもドキドキ感が強く、一種のアトラクション(といったら失礼かしら)としてもお楽しみいただけるのではないかと。

ひとりで行ってなかなか沈まないと、ホントに居た堪れないのでそれだけはお覚悟を。笑

 

まとめ

八重垣神社は、やさしい空気を感じるとても居心地の良い神社です。

特に奥の院は、たたずんでいるだけで癒やされますよ。

 

わたしは鏡の池の占いに時間がかかったおかげで、森の美しさをゆっくり堪能できました。それも怪我の功名ということで。

 

八重垣神社と氷川神社に祀られているのが同じ神様、と先に書きましたが。とくに強く思い出されたのが、埼玉県の川越氷川神社でした。

「縁結び玉」や「結び風鈴」で話題になってからは、わたしも足が遠のいてしまっておりますが…やさしい空気感の神社です。久しぶりに川越いこうかなぁ。

 

島根の地で地元の神社を思い出すとは、予想もしていませんでしたが。

なんとなく気持ちがあたたかくなる、お参りの時間になりました。

2019年4月島根ひとり旅 出雲ランチの王道!出雲蕎麦

大社お参りのあと、お腹が空いたのでお昼を食べに行くことに。

麺類を愛しているわたくしは、ランチは絶対出雲蕎麦!と決めていたのですが…

お店までは決めていなかったので、道端で検索してお蕎麦屋さんを探すことに。そしてここで、己のツメの甘さを思い知るのでした。

 

路地裏の素敵なお蕎麦屋さん「きずき」

ランチのお店くらい、すぐ決まるでしょ〜と思ってグーグルマップで「蕎麦屋」検索をかけてみたところ…徒歩圏内でなんと15件以上のお蕎麦屋さんがヒット!しかもこぞって高評価で、口コミは3.5以上ばかり。

 

う〜んこれは…

もうどこに行っても間違いないってことだね!と、考えることを放棄し、神迎道の方へ適当に移動。

勢溜から歩いて3〜4分ほどにある、「きずき」さんに入店しました。

結果大正解〜

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店構えもいい感じです。

 

 釜揚げそばもとても気になったのですが…ビギナーなのて割子そばをいただきました。

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割子三枚、とろろ、野焼き(トビウオで作ったちくわのような郷土料理)が付いて税込1000円。良心的すぎ。

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関東の蕎麦に比べて、麺はしっかりめ。そば粉の香りが強く、紅葉おろしがすごく合います。

そしてはじめての野焼き。見た目は竹輪っぽいけれど、むっちりした蒲鉾というか…他に例えるものが思いつかない食感です。ほんのり甘みがあっておいしい。

 

一枚目の割子を食べ終わったら、残った薬味と出汁を二枚目に移して食べてくださいね〜と解説していただいたものの、とろろの粘りが強くて全部絡めとってしまい、割子に何も残りませんでした…

正しい食し方は出来ず終いで、残念です。

 

割子の枚数を増やすこともできるけれど、女性は三枚でも多いくらいかも。

食べ始めはぺろっといけそうな気になりますが、噛みごたえがある蕎麦なので最終的には満腹でした。

 

品があるけれど活気もあり、アットホームな雰囲気のとても素敵なお店でした。

一人客も快く受け入れてくださり、ゆっくり出雲蕎麦を堪能させていただきました。ごちそうさまでした!

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2019年4月島根ひとり旅 日本の夜を守る、日御碕神社

出雲大社参拝の後、なんとか時間をやりくりできそうだったので日御碕神社(ヒノミサキジンジャ)を目指しました。

 

なんにせよ、バスのタイミング合わせのむずかしいこと…

 

 

天気が良ければまるで竜宮城?日御碕神社

出雲大社からは、バスで20分程。

海沿いに建つ、朱塗りのお社か美しいことでも有名な神社です。

 

伊勢大神宮は日の本の昼の守り、出雲の日御碕清江の浜に日沈宮を建て日の本の夜を守らん】(訳:伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守る」)との神勅により祀ったのが始まりと言われています。

日御碕神社|出雲観光ガイド【出雲観光協会公式ホームページ】 より引用

 

 

伊勢が東に、日御碕が西に位置していることも関係しているようです。

「夜を守る神社」ってロマンチックというか、神話的な表現ですよね。ステキです。

 

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日沉宮

 

 

 

 

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楼門をくぐると、正面にお社が見えてきます。

天照大御神を祀る日沉宮(ひしずみのみや)です。

太陽神をお祀りするのに、日沈みというネーミングはなんだか不思議ですね…

 

神の宮

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 石段を昇ると、「神の宮」があります。素盞嗚尊をお祀りしているお社です。

 

 

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かろうじて雨ではない、というくらいの曇天でした。

 

まとめ

お社は美しかったのですが、天気のせいかちょっとこわいというか…ここ苦手かも…と思ってしまいまして。

なんとなく、日御碕には長居をしたくなくてですね…灯台なども行かずに予定より早々に切り上げて参りました。

晴れていたら、もっと美しく感じたのかもしれません。

 

個人的にはこちらの神社には心地よさを感じなかったので、帰ってきてネット検索してみたところ…

「最強パワースポット!」とか「日御碕神社の稲荷社がすごい!」と書いている方をお見受けしました。ふむ、一部の方には絶賛されている模様。

しかしわたしは件の稲荷社のところがおっかなすぎて(気持ち悪いと言ったらいいのか)逃げるように帰ってきたのですが… 普段は何も見えない何も感じない凡人代表みたいなわたしでも、聖地に行くと感度が変わるものなのかしら?

よくわかりませんが、神社仏閣とは相性があるとも聞きますし。このときのわたしは、日御碕神社と相性がよろしくなかったのかもしれません。残念なことです。

 

 

好天のときには、朱塗りのお社が青空に映えてさぞ美しいと思われます。

お参りなさる方は、是非お天気の良いときに行かれてみてください〜