2020年1月 奈良ひとり旅2日目〜新薬師寺と夕暮れの二月堂
初日の夕方から、なんとなく気持ちが悪くて食欲がわかず。俥夫さんからオススメのレストランを教わったものの、とても1人前食べられる気がしない…
仕方ないからコンビニでおにぎりでも買おう。ついでに体がふわふわするから、鉄分のサプリメントも買ってこよう〜
と立ち寄ったドラッグストアのレジで、財布を忘れたことに気付いて慌ててホテルへ戻ったリアルサザエさんです。
サンルート奈良の絶品朝ごはん
一晩寝たら治るでしょ。という甘い考えは外れ、翌朝も絶賛体調不良。ものすごく気持ち悪い。
しかし長年吐き癖がついているので動じません。気持ち悪いといいつつ、せっかくつけたし朝ごはんはちゃんと食べます。
宿泊者限定の朝ブッフェ、1500円でチェックインの時に追加することも可能。
サンルートの朝食は和食がめちゃめちゃおいしいのでおすすめです。
↑具合悪いという割にしっかり盛ってきて、しっかり完食。たとえ調子が悪くても経口摂取だいじ。
ちなみに、奈良漬屋さんもたくさんありますが、個人的にはおばなの奈良漬が一番好きです。レストランの入口と、ホテルのロビーで購入できますので是非。
食後もむかむかもやもやはなくならず(あれだけ食べればね…)
連泊プランのおかげで11時アウト14時インなので、11時まで一眠り。
春日大社〜不空院〜新薬師寺へぶらり
目覚めて、少し復調したような気もするし、とりあえず外出してみよう〜
ホテル前の広場には、アートイベントで「ベチャ」というインドネシア人力車が展示されていました。
カラフルで可愛い。
お散歩がてら昨日ぶりの春日大社。
春節の少し前だったので、中国の方で大賑わい…わいわい…
なんだか若い女性もずいぶん多いなぁと思ったら。。
春日大社国宝殿で開催していた「安綱・古伯耆展」に、刀剣乱舞というゲームに登場する刀が展示されていたそうで…おばさんは全然わからないんだけども大人気なのですって。
ファンの方たちがかなりたくさん観に来て、大盛況だったみたいです。女子の情熱おそるべし。
せっかくだし見ていけば?っと勧められたものの、わたしはどうにも刀とか武器の類は苦手でして…特に日本刀は生々しくてこわいので、やめておきました。
そんなこんなで、人がわんさかな春日大社へのお参りは諦め。
若宮社にお参りしてから、人の少なそうな方へゆくことに。
体調的にバスもタクシーも乗りたくなかったので、自力でてくてく。
不空院にお参りしてからの、新薬師寺です。
全然人がいないよ〜
こちらはこじんまりとしていますが、素晴らしい仏像に出会える大好きなお寺のひとつ。
他に参拝客もいなかったので薬師如来坐像と、十二神将立像をのんびりと眺めます。
一周ぐるりとしてからまた1体1体をじっくりと。
1000年の時を超えた仏像を目の前に、空間をひとりじめです。なんと言う贅沢!
気持ちが満たされたら少し元気がでたような?
お腹が減ってきた気がして、遅めのお昼ごはんへ。
新薬師寺からほど近いお蕎麦屋さん「吟松」で山菜そばをいただきます。
お腹は温まったものの、血液が胃にいくからなのか、どんどん体温が下がってゆく感覚があり… 一旦ホテルに戻って一休みすることに。
ベッドに横になったとたん、目眩で世界がぐらんぐらん〜
完全に眼振が起きていて、目玉が左右にビクビクいったりきたりしてる。。
うへぇおもしろい!と思いながらも、こうなるともう動けません。
色々あきらめまして、またまた一眠り…
東大寺二月堂の夕焼け
一時間半ほど爆睡こいたら、とりあえず目眩はおさまっていて、起きて動けるまで回復。
せっかく奈良まで来たのに、ほぼホテルで過ごしているのはもったいなさすぎる…!と気合だけで再び外へ。
夕陽を見に二月堂へ向かいました。
大仏殿周辺が大混雑している時でも、このあたりはゆったり過ごせます。
いい感じに染まってきています。
二月堂の夕暮れってのが海外のガイドブックに載っているらしく、日本人の方が少ないくらいでした。
灯籠のシルエットも絵になる。
ちょっと遠回りだけど、南大門を通ってぶらぶらとホテルへ。
2日目はどうにか活動していたものの、体調は朝から全く回復せず。
夜も気持ち悪くて、トイレとベッドを往復しつつ「3日目は、さすがになんとかならないかなぁ」と祈るような気持ちで無理矢理就寝したのでした。