2019年4月島根ひとり旅 はにわロードから神魂神社へ
八重垣神社の次に神魂神社(かもすじんじゃ)へ向かいました。
島根に行ったら、是非お参りしてみたいと思っていたところです。
松江駅からバスでかんべの里停留所へ行くのが一番近いのですが、本数が非常に少ないのが難点…
なので、わたしは松江駅(バス)⇔八重垣神社(徒歩)⇔神魂神社とめぐってきました。
八重垣神社から、はにわロードを歩く
八重垣神社から神魂神社へは、ハイキングコースが整備されております。その名もはにわロード。
野原道ですが、要所には看板がしっかり設置されていますし、点在する埴輪のおかげで、超絶方向音痴のわたしも迷うことなくたどり着けました。
こういったハイキングコースはグーグルマップには反映されないので、目印が多いと安心します。奈良の山の辺の道も、このくらいわかりやすくしてほしい…
雨のそぼ降る中、約2キロのウォーキング。
とても気持ちの良いところで、距離を感じずにあっという間に神魂神社に到着しました。
神魂神社(かもすじんじゃ)
「はにわ、かわいいなぁ」などとポヤついた気持ちでおりましたが、二の鳥居の前でいきなり変わる空気に圧倒されます。
なんか、すごいところに来てしまった…!
神魂神社は、天穂日命(アメノホヒノミコト)が天下って創建した、と伝えられる神社。
主祭神は、伊弉冊大神(イザナミ)、配祀神に伊弉諾大神(イザナギ)が祀られています。
現存する最古の大社造の社殿として、ご本殿は国宝に指定されているそうです。
400年以上前の建造物。歴史を感じますね。
ただ、色々と謎の残る神社のようで、ウィキペディアによると…
現在は伊弉冊大神(イザナミ)を主祭神とし、伊弉諾大神(イザナギ)を配祀するとしているが、これは中世末期ごろからのもので、それ以前の祭神は不明である。時代が下って寛文年間ごろの新嘗会祝詞には、熊野大神・大己貴命などの神名が見えるが、現在では記録上わかる範囲内で、より古いほうの説に従っている。
神魂神社 - Wikipedia より引用
ともありますし、しまね観光ナビでは …
近くの熊野大社、八重垣神社、六所神社などとともに意宇六社の一つに数えられ、何故か『延喜式』に記載されておらず、『出雲国風土記』にもない。出雲国造家とゆかりが深く、古くは国造家の私斎場的性格だったためかとも見られる。
詳細情報 - しまね観光ナビ より引用
とも言われています。
ルーツやご祭神に関しての謂れは、明らかではない部分が多いようです。
それでも実際訪れてみると、大切に祀られ、守り伝えられてきたことをひしひしと感じるところでした。
写真を撮るのも憚られるような重厚な空気が、境内に満ちています。ちょっと別世界です。
摂社にもお参りさせていただきましたが、雰囲気に飲まれすぎておりまして…正直、お参りした時のことをほとんど覚えておりません。鳥居のところで感じた「すごいところへ来てしまった!」というのを境内でも思っていたような…
わたくし、記憶力どんだけポンコツなんでしょうかね。
まとめ
神魂神社で、とても印象に残っていることがあります。
居合わせた作業服にヘルメット姿の男性(何かの工事関係の方のようでした)が、社務所へ寄られる前にまずご本殿前でお参りをなさり、帰りも脱帽してご本殿に一礼してから帰っていかれたのです。
その自然な動作を見まして、お参りって信仰って、こういうことだよなぁと。
わたしも居住まいを正さねばな、と思わされました。
自分のお参りはあんまり覚えてないんですけども…陳腐な感想より、百聞は一見にしかずっということで。
交通の便は良いとは言えませんが、出雲に行かれる機会のある方は、是非訪れていただきたいなぁと思います。
2019年4月島根ひとり旅 癒しの森、八重垣神社
島根旅2日目は、松江市にある八重垣神社へ行って参りました。
出雲大社のガイドブックなどにも、必ず掲載されていますよね。縁結びの神社として広く知られており、ツアー等でも目的地の一つに組み込まれていることが殆ど。出雲大社参拝と同時に訪れる方も多いのではないでしょうか。
八重垣神社
松江駅から、バスに揺られること20分。
ヤマタノオロチから守るために、素盞嗚尊が稲田姫をこの地にかくまったのが神社のはじまりです。社名の由来になった御歌は、日本最初の歌と言われているそうですよ。
素盞嗚尊は、斐の川上から七里離れた佐草の郷"佐久佐女の森(奥の院)"に、大杉を中心に『八重垣』を造り、稲田姫を御隠しになりました。八岐大蛇を御退治になった素盞嗚尊は、ご両親の脚摩乳、手摩乳の御許しを得て夫婦となり、この佐草の地に宮造りされ、御夫婦の宮居とし縁結びの道をおひらきになられたのです。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻込めに 八重垣造る その八重垣を」
という妻をめとった喜びの御歌から、『八重垣の宮』となりました。
御祭神は、
・素盞嗚尊
・稲田姫命
・青幡佐久佐日古命(佐草宮司先祖神)
こちらにも、4年ぶりのお参り。
わたしは出身地が氷川系の信仰なので、地元の神社にはこちらと同じく素盞嗚尊、稲田姫命、大己貴命が祀られています。
そのせいか、2回目のお参りですがなんとなく懐かしさを覚えます。
境内摂社にもお参りさせていただきまして…
やはりどこの神社でも奥の院や奥宮と呼ばれるところは空気が変わりますね。
八重垣神社の奥の院、佐久佐女の森は稲田姫を守る垣が作られた場所。また鏡の池は飲料水の他、姫がお姿を写されていたと伝わっています。
天鏡神社で稲田姫命にお参りをしましたら、鏡の池で占いをば〜
池に浮かべた占い用紙に10円か100円玉を乗せ、ご縁の運を占うというもの。
沈むスピードが早いほど(15分以内)近々に縁があり、遅ければ(30分以上)出会いはまだ先。また、手前で沈めば身近なところで、遠くで沈めば遠方の人とご縁がある
っとの意味だそうです。
薄々予想はしていたけれど、これがなかなか沈まないわけですよ…時間にしたら10分くらいだったと思うのですが、ひとりで待っているとなが〜く感じるもので…
お隣にいたご年配のグループに「お姉さん、時間かかるわねぇ」と言われる始末。
出雲大社のおみくじも散々なことが書かれていたので、今年はいろいろ多難なのでしょうか。
一般的なおみくじよりもドキドキ感が強く、一種のアトラクション(といったら失礼かしら)としてもお楽しみいただけるのではないかと。
ひとりで行ってなかなか沈まないと、ホントに居た堪れないのでそれだけはお覚悟を。笑
まとめ
八重垣神社は、やさしい空気を感じるとても居心地の良い神社です。
特に奥の院は、たたずんでいるだけで癒やされますよ。
わたしは鏡の池の占いに時間がかかったおかげで、森の美しさをゆっくり堪能できました。それも怪我の功名ということで。
八重垣神社と氷川神社に祀られているのが同じ神様、と先に書きましたが。とくに強く思い出されたのが、埼玉県の川越氷川神社でした。
「縁結び玉」や「結び風鈴」で話題になってからは、わたしも足が遠のいてしまっておりますが…やさしい空気感の神社です。久しぶりに川越いこうかなぁ。
島根の地で地元の神社を思い出すとは、予想もしていませんでしたが。
なんとなく気持ちがあたたかくなる、お参りの時間になりました。
2019年4月島根ひとり旅 出雲ランチの王道!出雲蕎麦
大社お参りのあと、お腹が空いたのでお昼を食べに行くことに。
麺類を愛しているわたくしは、ランチは絶対出雲蕎麦!と決めていたのですが…
お店までは決めていなかったので、道端で検索してお蕎麦屋さんを探すことに。そしてここで、己のツメの甘さを思い知るのでした。
路地裏の素敵なお蕎麦屋さん「きずき」
ランチのお店くらい、すぐ決まるでしょ〜と思ってグーグルマップで「蕎麦屋」検索をかけてみたところ…徒歩圏内でなんと15件以上のお蕎麦屋さんがヒット!しかもこぞって高評価で、口コミは3.5以上ばかり。
う〜んこれは…
もうどこに行っても間違いないってことだね!と、考えることを放棄し、神迎道の方へ適当に移動。
勢溜から歩いて3〜4分ほどにある、「きずき」さんに入店しました。
結果大正解〜
店構えもいい感じです。
釜揚げそばもとても気になったのですが…ビギナーなのて割子そばをいただきました。
割子三枚、とろろ、野焼き(トビウオで作ったちくわのような郷土料理)が付いて税込1000円。良心的すぎ。
関東の蕎麦に比べて、麺はしっかりめ。そば粉の香りが強く、紅葉おろしがすごく合います。
そしてはじめての野焼き。見た目は竹輪っぽいけれど、むっちりした蒲鉾というか…他に例えるものが思いつかない食感です。ほんのり甘みがあっておいしい。
一枚目の割子を食べ終わったら、残った薬味と出汁を二枚目に移して食べてくださいね〜と解説していただいたものの、とろろの粘りが強くて全部絡めとってしまい、割子に何も残りませんでした…
正しい食し方は出来ず終いで、残念です。
割子の枚数を増やすこともできるけれど、女性は三枚でも多いくらいかも。
食べ始めはぺろっといけそうな気になりますが、噛みごたえがある蕎麦なので最終的には満腹でした。
品があるけれど活気もあり、アットホームな雰囲気のとても素敵なお店でした。
一人客も快く受け入れてくださり、ゆっくり出雲蕎麦を堪能させていただきました。ごちそうさまでした!
2019年4月島根ひとり旅 日本の夜を守る、日御碕神社
出雲大社参拝の後、なんとか時間をやりくりできそうだったので日御碕神社(ヒノミサキジンジャ)を目指しました。
なんにせよ、バスのタイミング合わせのむずかしいこと…
天気が良ければまるで竜宮城?日御碕神社
出雲大社からは、バスで20分程。
海沿いに建つ、朱塗りのお社か美しいことでも有名な神社です。
【伊勢大神宮は日の本の昼の守り、出雲の日御碕清江の浜に日沈宮を建て日の本の夜を守らん】(訳:伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守る」)との神勅により祀ったのが始まりと言われています。
日御碕神社|出雲観光ガイド【出雲観光協会公式ホームページ】 より引用
伊勢が東に、日御碕が西に位置していることも関係しているようです。
「夜を守る神社」ってロマンチックというか、神話的な表現ですよね。ステキです。
日沉宮
楼門をくぐると、正面にお社が見えてきます。
天照大御神を祀る日沉宮(ひしずみのみや)です。
太陽神をお祀りするのに、日沈みというネーミングはなんだか不思議ですね。
神の宮
石段を昇ると、「神の宮」があります。素盞嗚尊をお祀りしているお社です。
天照大御神を祀るお社を見下ろすように経っているというのは、他ではあまり見ない位置関係ではないかと。
出雲ならではということなのかしら。
かろうじて雨ではない、というくらいの曇天…
まとめ
お社は美しかったのですが、天気のせいかちょっとこわいというか…ここ苦手かも…と思ってしまいまして。
なんとなく、日御碕には長居をしたくなくて…灯台なども行かずに予定より早々に切り上げて参りました。
晴れていたら、もっと美しく感じたのかもしれませんが。もったいないないな。
個人的にはこちらの神社には心地よさを感じなかったので、帰ってきてネット検索してみたところ…
「最強パワースポット!」とか「日御碕神社の稲荷社がすごい!」と書いている方をお見受けしました。
一部の方には絶賛されている模様です。
しかし、わたしは件の稲荷社のところがおっかなすぎて(気持ち悪いと言ったらいいのか?)
なんとなく、ここは近づいちゃだめな場所だと。階段の手前で逃げるように引き換えしてきました。ちなみに、わたくしに霊感の類は一切ありません。
よくわかりませんが、神社仏閣とは相性があるとも聞きますし。このときのわたしは、日御碕神社と相性がよろしくなかったのかもしれません。残念なことです。
好天のときには、朱塗りのお社が青空に映えてさぞ美しいと思われます。
お参りなさる方は、是非お天気の良いときに行かれてみてください〜
2019年4月島根ひとり旅 出雲大社でご縁をいただいてきた
だいぶ日があいてしまいました…フリーきっぷだけでなく、お参りについてもまとめてみたいと思います。
ただの感想文な上、やたら長くなってしまいましたが、お付き合いいただけたら幸いです。
平成の大遷宮終了!完全リフレッシュした大社へ
遷宮といえば。平成25年、出雲大社と伊勢神宮という日本の代表的神社が揃って式年遷宮年を迎え、世の中に遷宮フィーバーが巻き起こりましたよね。
もう6年も経つのか…
そもそも、出雲大社の遷宮がはじまったのは平成20年のこと。大国主大神を仮殿にお遷しし、ご本殿の修繕に取り掛かったそうです。
あのフィーバー年に執り行われたのは「本殿遷座祭」といって、大国主大神が仮殿からご本殿へお戻りになられる儀礼だったんですね。
それで遷宮は終了したと思いこんでおりましたが…
ご本殿だけでなく、境内外のご社殿や宝物殿など、修繕が全て完了したのが今年。平成31年の3月なんですって。
なんと足掛け11年!
偶然にも、平成の大遷宮か完了した直後にお参りさせていただけたわけです。ありがたや〜
境内全域図 - 出雲大社より画像引用
勢溜〜下り参道
神門通りをすすむと、勢溜の鳥居が見えてきます。
今回はひとりでマイペースにお参りしましたが、前回は、神門通りにあるおもてなしステーションのガイドツアーに参加しました。
はじめての方は、勉強になるし参拝の楽しみが増すのでオススメですよ。価格が500円とお手頃なのもうれしいところ。
さて、勢溜の鳥居。このあたりから、空気感が変わりますね〜 わくわく!
下りの参道は先が見渡せるためか、開かれた印象を受けます。
と、ここで。
普段全く仕事をしないわたしの第六感が唐突に働きだし、参道右手にある祓社の気配をびしびし感じ取りまして…
しっかりお参りさせていただいてから、先へすすみました。
穢れきっているから、しっかり祓えということだったのでしょうか…
拝殿
八足門
門の前で手を合わせたら、前回のお参りのことが思い出されました。またこうしてご挨拶出来て、本当にありがたいなぁ。
ちなみに足元の三丸は、古代の御柱の位置をあらわしています。
この印の真上に、かつてはご本殿があったわけですね。
こんなお社が建っていたのよね〜と、想像しつつお参りさせていただきました。(写真は、出雲古代歴史博物館の模型。ここも本当によく出来た博物館です)
ご本殿
横から、後ろから。
大社造りのご社殿は、本当に力強くて美しいです。
素鵞社
個人的には、境内の中でもこのあたりの空気感が1番好きです。
うさぎの石像とご本殿の後ろ姿を眺めながら、しばしこのあたりをプラプラして過ごしました。雨じゃなかったらもっと長時間たたずんでしまったかも〜
あいくるしい。
十九社
神在月に、全国からお集まりになった神々が滞在するお社。東西に二社あります。
地元の神様も、毎年こちらにお泊りになっているのですね。
神楽殿
一昔前は、出雲大社と言えば神楽殿っというビジュアルが多かったように記憶しています。そのせいか、ご本殿にお参りせずに帰ってしまった、なんて笑い話もあるくらい。
確かに、この立派な注連縄はとても絵になりますから、わからないけどわからなくもないというか。笑
神楽殿へ来た頃から雨脚が強まってきたので、引き返して宝物殿へ向かいました。
八足門の下から発掘された心御柱が展示されています。必見!
これが地中から掘り出された時を想像すると、ぞくぞくしますね〜
それも御柱を探すための発掘調査ではなく、地下室建設の工事をしようとして発見されたと言うんだから驚きです。本当に、出雲ってつくづくすごいところですよ。
興奮冷めやらぬまま、牡丹とうさぎを愛でつつ…
再び参道へ
帰りは、ゆるく登っていきます。
勢溜が一番高く、神門通りはまた下りになるので、見晴らしが良くて気持ちいい。
大きな一の鳥居を眺めていたら、奈良の三輪を思い出しました。
出雲と三輪は似ている気がします。どちらも、自分のルーツは無いはずなのに懐かしい感じがするんです。
まとめ
4年ぶりの大社はあいにくの雨でしたが、落ち着いてお参りが出来てとても良かったです。雨のおかげで、厳かさか増していたようにも感じました。
しかし有名な神社には、お参りというよりも観光に来ている方が多いように思います。
他の参拝客が待っているのに、お社の真前で納得するまで自撮りし続けていたり、
記念撮影しながら「こっち(八足門)にもお参りしとく〜?」と話しているカップルがいたり…
まぁわたしには関係ないし、自分がそんなにきちんとお参り出来ているか?っていうと自信もないですけれども。
神社って、お参りってなんだろう?と考えさせられた1日でもありました。
なーんて、もやもや思っておりましたらば。
帰りにふらりと立ち寄ったお店で、お世話になっている上司の元同級生の方にお会いするなんていう驚きが。
仕事関係の話を色々させていただきました。楽しかったしタメになったなぁ。
もしやご利益かしら?と思うと嬉しいので、そういうことにします。大国主大神の縁結びの御力、おそるべし…!!そして世間は狭いよ〜
羽田空港で朝ごはん。1日のはじまりに、おしゃれな朝カレーうどん
旅の楽しみに「食」は欠かせない要素ですよね。
目的地での食事ももちろんですが、旅のはじまりから楽しんでみるのはいかがでしょうか?
っと、言うことで。
搭乗前にいただいてきた、空港グルメのご紹介。
オシャレなカレーうどん専門店cuud
先日の島根旅では、AM7:35出発と少し早めの便を利用。
なので、前日は空港内のホテル「ファーストキャビン」に宿泊してみました。このホテルの話も、そのうちまとめたいなと思っておりますが。まずは朝ごはんのお話をば。
6時過ぎにチェックアウトし、向かったのはカレーうどん専門店「cuud(クウド)」さん。
場所
羽田空港第1旅客ターミナル2階ターミナルロビー(南)46。
国内線の出発ロビーにあります。
https://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/s/shops_and_restaurants/store/426/より画像引用
営業時間
5時30分〜20時(ラストオーダー19時45分)
定休日
年中無休
メニュー
モーニングメニューは10時まで。
「朝カレーうどん」
「朝トマトカレーうどん」
「朝カレーうどん(冷)」
の3種類。 すべて税込980円。
「朝カレーうどん」を食べてきた
トマトも美味しそうだったけれど、悩んだときは一番スタンダードなものをいただく主義なもので。朝カレーうどんを注文。
ハーフサイズうどん、ご飯、ピクルス、和出汁がセットになっています。
まずは、そのまま。
次にご飯を入れて。
最後に出汁で割ってマイルドに。
ピクルスは箸休めに。
カレーうどんというと、いわゆるお蕎麦屋さんのアレを思い浮かべますが…
cuudのカレーうどんは一味ちがっておりまして、これがなかなかにスパイシー。ベースはインドカレーのような感じでした。
細めのつるりとした麺に、カレーがよく絡みます。おいしい。けど辛い。あとからけっこう辛い。
カレーは大好きですが、辛いものがあまり得意ではないので、鼻汗をかきながらチビチビずるずる。
麺は言わずもがなですが、ご飯だとまた一味違ったおいしさが楽しめます。
くせになるカレーうどんです。
まとめ
中央にある厨房を囲むように、カウンター席が配置された店内は、通路が広々としているので、キャリーバッグを持ったままの入店も可。
壁側に棚が作り付けられており、手荷物はそちらに置いて、ゆったりと食事を楽しめます。
空港ならではの配慮を感じますね。
そしてなんと言っても、5時30分から開店というのが朝便利用者にとってはありがたい限りです。
店員さん達も手際よくテキパキと立ち働いており、食事提供が早いのもまた魅力。
内装や雰囲気からして女性ターゲットなのかな?と思いきや、わたしが入店した時は男性のお客さんの方が多いくらいでした。性別問わず、人気のあるお店です。
フライト前は何かと慌ただしいですが、少しだけ時間を取って。
空港でしか味わえない朝食を召し上がってみてはいかがでしょうか。
もちろん飛行機には乗らなくても、羽田空港に遊びに行った際に立ち寄るのも良いですね!
お得すぎる!出雲のフリー切符「縁結びパーフェクトチケット」が最強だった
やっっとのことで時間が取れまして。2019年はじめてのまともな、そして恐らく平成最後(言いたいだけ)の1泊2日旅として、島根県へ行ってまいりました!
旅程はまた改めてご紹介するとして…
今回は、めちゃくちゃお得なフリーチケットをご紹介いたしますよ〜
名前以外文句のつけどころなし!「縁結びパーフェクトチケット」
フリーチケットって、実はお得なのは数百円くらいだったりして、割安感は薄めなことも多いんです。または、条件によってはもとが取れない、なんてこともあったりします。
なので調べる前は、「縁結びパーフェクトチケット」は有効期間3日だから、2日しか使わないんだと損しそうだな〜となどと侮っておりましたらば…
どっこい、とんでもなくお得なチケットでした!
出雲、松江、米子へ行かれる方は、とりあえず買いましょう。
唯一の欠点は、購入時にチケット名を伝えるのがとにかく恥ずかしいという点でしょうか…
販売価格
大人 3000円(税込)
小人 1500円(税込)
有効期間
購入から3日間有効。
最終日の日付を押印して渡されます。
3日有効ですが、使用が2日間でも余裕でお得です。すごい。
利用区間
・出雲一畑交通、松江一畑交通、日ノ丸ハイヤーの出雲・米子空港連絡バス
出雲縁結び空港⇔松江・松江しんじ湖温泉駅
出雲縁結び空港⇔出雲市駅
米子鬼太郎空港⇔松江駅
飛行機利用に話が偏って申し訳ないのですが…
このチケット、出雲・米子両空港から各エリアへの高速バスも、フリー区間なのが超魅力!
各空港から主要観光地へのバス代を見てみても…
出雲空港⇔松江駅 1030円
出雲空港⇔松江しんじ湖温泉駅 1130円
出雲空港⇔出雲大社 880円
出雲空港⇔玉造温泉 780円
米子空港⇔松江駅 990円
っという感じなので、往復バス代だけで既にお得な予感がぷんぷんしますね。
JRは含まれませんが、実際使ってみても、とくに不便に感じることはありませんでした。
空港を拠点に目的地が3ヶ所以上あれば、迷わず購入しましょう。
https://www.san-in-tabi.net/ticket/enmusubi.htmlより画像及び利用区間(※)引用
発売場所
・出雲縁結び空港総合案内所 8:00〜20:30
・米子鬼太郎空港案内カウンター 8:00〜最終便到着まで
・一畑電車松江しんじ湖温泉駅 平日)6:10〜22:30 休日)6:30〜21:30
・一畑電車出雲大社前駅 平日)6:30〜23:30 休日)6:10〜21:30
・一畑電車電鉄出雲市駅 平日)6:30〜23:00 休日)6:10〜21:50
・一畑バス玉造案内所 8:30〜17:00
・一畑バス大社連絡所 8:30〜16:30
・一畑トラベルサービス松江駅前営業所 9:00〜18:00
・一畑トラベルサービス境港営業所 9:00〜18:00
・すうべにあ出雲(JR出雲市駅内) 8:30〜19:30
・ツインリーブスホテル出雲 24時間
・島根県物産観光館 9:00〜18:00
・境港観光案内所 3〜10月)9:00〜18:00 11〜2月)9:00〜17:00
基本年中無休。一畑トラベルサービス境港営業所のみ、土日祝と年末年始休業
使用方法
バスの場合は運賃後払い。後方ドアから乗り込み、下車時に運転手さんに提示するだけでOK。
電車も、有人改札(自動改札ではない)なので、駅員さんに見せて乗下車します。
無人駅の場合は運転士さんに提示しましょう。
割引特典
松江城、足立美術館、島根県立美術館、古代出雲歴史博物館などの入場料が、団体料金に。
他にも割引特典があるのですが、お得情報が盛りだくさんすぎて書ききれません。
詳しくはオフィシャルホームページをご覧ください。
実際に使ってみたら、どれくらいお得?
わたしは、4月24日と25日に1泊2日で利用しました。
フリー区間は全く意識せずにプランを組んだものの、結果フリーパスと徒歩のみで済んでしまいましたよ。パーフェクトチケット、万能すぎ。
1日目
出雲縁結び空港【ここで購入】
↓(高速バス 880円)
(徒歩)
↓(バス 460円)
日御碕
↓(バス 500円)
出雲大社前
(徒歩)
古代出雲歴史博物館【団体料金割引 610円→490円】
(徒歩)
↓(一畑電車 510円)
雲州平田駅(宿泊)
2日目
↓(一畑電車 670円)
↓(バス 150円)
↓(バス 250円)
八重垣神社
↓(徒歩)
↓(徒歩)
八重垣神社
↓(バス 250円)
↓(バス 県庁前バス停 170円)
松江城【団体料金割引 670円→530円】
↓(バス 県民会館前バス停 170円)
↓(高速バス 1030円)
出雲縁結び空港
っとまぁ、割りかしスタンダードと思われる観光ルートをめぐって参りました。
通常価格(交通費のみ)計5040円のところ、縁結びパーフェクトチケットのおかげで3000円ぽっきり。
2日で2000円以上得してるんですもの、3日間フルで使ったら相当ですよね。
まとめ
見せるだけでサッと乗り降りできるので、時短にもなるし、相当ストレスフリーな2日間でした。路線バスも市営・一畑バスともに乗れるため、基本来たものに乗ってしまってOKなのも嬉しいところ。
発売場所もたくさんありますが、ほぼ全ての移動に使えるので、現地に着いたらすぐに購入するのをオススメします。
わたしは行けませんでしたが、玉造温泉方面や美保神社などへのアクセスもこれ1枚で◎
しかしながら、島根の公共交通機関はなかなかシビアでして…
バス電車ともに本数も少ないし、乗り継ぎも微妙。移動時間を考えると、1泊でまわれる場所は相当限られてきます。
それ故、レンタカー利用の方がずっと効率が良さそうです。
わたしのように無免許な方は、のんびり巡るのもまた一興っと言うことで割り切りましょう。
「縁結びパーフェクトチケット」片手に、待ち時間や移動時間も含めて楽しめると良いですね。