ひとり旅の食事事情
旅の醍醐味は色々ありますが。
わたしにとって旅中の食事は、最重要項目のひとつです。
おいしいもの、食べたい!
しかし。
ひとり旅だとその食事がちょっとネックになることも事実。
ひとりて旅行してみたいけど、ぼっちでご飯食べるのがちょっと不安〜と思っている方は、結構多いのではないでしょうか。
ランチより、夕飯の方がハードルが上がりがち。
人目なんて気にすることないって、わかってはいるものの、気になるのが心理ってものですよね。
少しでもストレスなく食事を楽しむために、わたしが気をつけているポイントをご紹介してみますよ〜
これだけは外せない!前提条件
まず肝に銘じているのが、
食べたいものを食べる!
全国チェーンの店には逃げない!
これだけです。
名物料理を食べるもよし、地の野菜を使った料理でもよし。はたまた全然名産でも名物でもないけど、ここにしか無いお店にいくっていうのもOK!
せっかくはるばる来たんですもの。訪れた土地でしか味わえないものをいただきましょう。
部屋食付の温泉宿に泊まる
ひとりで食事する不安って、結局は周りに変に見られないかな?って部分が大きいと思うのです。
というか、わたしはそうです。
なので、最初から個室で食事すると決まっていたら、他人の視線は気になりませんよね。
不安は、万事解消!
っと、考えた8年ほど前のわたしは、この方法でひとり旅デビューしました。
湯河原温泉で朝晩部屋食付の宿を取りまして。ひたすら風呂に入り、気が向いたらちょろっと散歩に出掛け、あとは部屋で読書をしまくる。という旅をしてきました。
今思うと、贅沢なんだか勿体無いんだかよく分からないですね。笑

特に行きたい場所は決まっていないけど、ひとり旅してみたいな。という方にはオススメです。
予約サイトの「じゃらん」「一休」、複合検索サイトの「トラベルコちゃん」などは検索条件に「部屋食」があるので、絞り込むのに便利ですよ。
わたしはトラベルコをよく利用しています。
注意したいのは個室食、完全個室のこともありますが、パーテーションの様なもので区切られているだけで、正面は丸見え!なところもあったりします。絶対ひとりきりがいい!とお考えでしたら、部屋食で絞り込むのが無難です。
まずは近場の温泉地で、気になるお宿を探してみてくださいね。
テイクアウトしてホテルの部屋で
実はわたしコレ、ひとり旅でも、誰かと行く旅でもよくやります。
奈良旅では、2つの店で柿の葉寿司を買ってきて味を食べ比べてみたり。
盛岡に行ったときには、地元で有名なパン屋さんのパンを買ってみたり。
デパ地下やコンビニで調達するのもありですね。特に地元のスーパーは、地域色が濃く出ていることが多くて面白いです。
観光地にいきたいけど、外でひとりで食べるのはちょっと不安だなぁ…と感じるひとり旅ビギナーさんにオススメの方法です。
疲れていたり体調がすぐれない時にも、良いですよ〜
以前女三人で広島を旅した時に、全員揃って体調不良(胃痛、生理痛、二日酔い)で、ホテルの部屋でグダグダしながら食事したこともありましたっけ。今では良い思い出ですが。笑
混雑する時間帯を外す

ひとり旅の時に極力避けたいのは、ファミリーとのバッティング。
子供連れの方が多いと、どうしても店内は騒がしくなりますし、ひとり客は少し肩身の狭い思いをしやすくなります。
単純に、混んでいると「早く食べ終わってとっとと出なきゃ!」と思ってしまって落ち着けない、というのもありますね。
18〜19時くらいの入店はなるべく避けて、19時半〜20時位に食事に行くようにしています。
門前町の夜は早いので、目的のお店の営業時間を確認しながら調整していますよ。
カウンター席のあるお店をさがす
テーブル席の多いレストランは、基本ファミリーやグループ客がメインターゲットです。ひとり旅の時に入店するなら、少人数客ターゲットのお店がベター。

そのバロメーターのひとつがカウンター席の有無です。
食べログなどの口コミも参考になりますが、わたしは店内のつくりや座席数もチェックするようにしています。
マスターが一人でやっている、カウンターしかないお店はかなり居心地が良いですよ。しかも、基本ハズレなく美味しい。
マスターと話してみたり、同じくひとりで食事に来ている方との交流が生まれたり、楽しく過ごせることが多いです。
まとめ
わたしは全くの下戸なので、「食事」のみでご紹介してみました。呑める方だと、また店選びの基準が変わってくるかと思います。
身も蓋もないことを言ってしまいますが、最終的には自分の直感を信じて入店しましょう!
ウェブの口コミは、アテになるようです意外とならないものです。
以前、「ひとりで入りやすい」「ゆっくりできる」「居心地がよい」という口コミの夜カフェに行ったときのこと。
左隣が20代のグループ女子会(アルコール入って大盛り上がり)。右隣が、妙齢の女性ふたり、呪いレベルで職場の愚痴大会。正面には、ずーっといちゃいちゃしている若いカップル。に囲まれた30女ひとり(わたし)という席並び。
居たたまれなすぎて、無心で食べてサクッと立ち去りましたもの。笑
せっかくの旅ですから、無理せず、食事も楽しめるのが理想ですよね。
ルールはありません。誰に気兼ねすることもありません。
気分や体調に合わせた食事方法を選んで、素敵な旅をお楽しみくださいませ〜