西新井で厄除け祈願
前回から、すっかり日があいてしまいました。
あけましておめでとうございます。(いまさら!)
残業まみれの正月を乗り切ったところで体調を崩し、胃やら腸やら耳やらあちこちポンコツでしばらく寝込んでおりました前厄です。
ようやっと復調しましたが、年明け早々の体調不良は精神的にもくるものがございまして…
本日、厄除け祈祷を受けに行くことにいたしました。
関東の三厄除大師、西新井大師へ
お大師様といえば、言わずとしれた弘法大師。空海上人のことですね。
〇〇派と別れてはいても、真言宗のお寺は数多ございます。その中でも、厄除け寺として名高いのが、
東京の西新井大師、神奈川の川崎大師、千葉の観福寺大師堂。
以上三寺が、「関東の三厄除け大師」として知られています。
今回は、東京都足立区にある「五智山遍照院 總持寺(ごちさんへんじょういん そうじじ)」通称「西新井大師」で厄除け祈願をして参りました。
西新井って、ちょっと変わった名前ですよね。その起源には、こんな説話があるそうで…
「天長の昔、弘法大師様が関東巡錫(じゅんしゃく )の折、当所に立ち寄り悪疫流行になやむ村人たちを救わんと、御自ら十一面観音像とご自身の像をお彫りになり、観音像を本尊にそしてご自身の像を枯れ井戸に安置して二十一日間の護摩祈願をおこないました。すると清らかな水が湧き、病はたちどころに平癒したと伝えられます。その井戸がお堂の西側にあったことから「西新井」の地名ができたと伝えられております。」
(西新井大師 オフィシャルサイトより引用)
護摩祈願の流れ
西新井大師では、お護摩を受けるのに特に予約は必要ありません。
当日、開催時間に間に合うように受付を済ませて、本堂に上がることができます。
オフィシャルサイトでは10分前までに、とありますが、1月中はまだ混雑が予想されますので、余裕をもってもう少し早く行くのがよろしいかと。
受付用紙に、住所、名前、数え年齢(今年の年齢プラス1歳)、祈願料、祈祷内容(厄除け、商売繁盛など)を記載。
窓口の方に渡してチェックしてもらえば、受付は完了です。
ご祈祷の時間は?
日によって、お護摩の開始時間は異なります。
平日で1日に6〜8回、土日で8〜10回くらい執り行われているようです。
おそらく、1月は他の月よりも多いと思うので、2月、3月はもっと少なくなるかもしれません。
事前にホームページで確認の上、お出かけください。
ちゃんと時計を見ていなかったのですが、所要時間はだいたい30分くらいだったかと。
護摩祈願料はいくら?
5000円、10000円、20000円、30000円、50000円の5種から選べます。
それぞれ価格ごとに、いただける護摩札の大きさもかわります。
他の方が受け取っているお札をチラ見しましたが、圧倒的に5000円の方が多かったですね。そりゃそうか。
ちなみに。 これは一般的な祈願料なので、初参りや七五三はまた異なりますよ〜
服装って?
調べてみると「スーツなどの正装で」という説も目にしましたが…
実際参加してみると、スーツの方のほうが少なかったです。
神社の正式参拝やご祈祷は、 正装が望ましいと思いますが。西新井大師の護摩に関しては、あまり気にしなくても差し支えないようでした。
とは言え、御本尊の御前ですから。
露出の多いものや、だらしない服装。過美なものは控えた方がよいでしょうね。
1月の堂内はとても寒いので、皆さんコートを着たまま祈祷を受けていました。
温かい服装で行かれることをオススメします!
ご祈祷のあとは…
御札を頂いた後、直帰される方が多かったですが…是非他のお堂にもお参りなさってみてくださいね。
塩地蔵
イボ取りに霊験があるとされる、お地蔵様。
お塩を頂いて帰り、イボが治ったときにはお礼にお塩をお返しする風習があったそう。たくさんの方からお礼のお塩が納められ、今のような塩まみれのお姿になったそうですよ。
奥の院
ご本堂のパキッとした雰囲気とは異なり、穏やかな空気感のとても良いところです。
写真を撮り忘れている(いつものこと)のでご紹介しづらいですが…
女性の心願成就にご利益があると言われる「如意輪堂」や、「出世稲荷神社」なども見どころですよ〜
まとめ
厄年のときくらいしかご祈祷していただかないくせに、なんか偉そうに申しておりますが。。
複数のお坊さん方が唱える御経はとても迫力があって、圧倒されました。
とくに馴染みのある般若心経が、あんなにスピーディーで力強くなるなんて…!
いい時間を過ごさせていただけました。
ありがたやありがたや〜
最後に引いたおみくじは凶で、内容も取り付く島もないような散々なものでしたけれど!
(ホントこれ大凶じゃないの?!っていうくらい全部悪かった…!)
今年も良い1年にしてやりますちくしょう( ;∀;)
近々に予定はないけど、旅アイテムを購入
暮も押し迫って参りまして、日に日に気ぜわしさがつのる今日この頃。
毎年のことながら年末年始は仕事でドッタバタですし、来月は旅行の日程が立たないことも確定してまうし、テンションの上がらない毎日を過ごしております。
これはもう、お金使うしかないよね!
っということで。笑
購入を迷っていた旅用アイテムをポチしてしまったのでした。
旅用のお財布を買ってみた
以前書きましたが、わたしの旅はこまかい荷物が増えがちでして…
外せない持ち物を用意するため、他のものは極力コンパクトにおさめたいところ。
そんな中で、意外と嵩張るのが財布。
普段は長財布を愛用していますが、いつものままだとカードももっさりで、結構ずしっとくるんです。
なので、旅に出るときは、三折りのちいさな財布に移し替えていきます。
が、普段長財布に慣れているせいで、会計トレーの上でお札がくるっと丸まってしまうのがなんとなく気持ち悪くて…
そんな経緯がありまして、今回購入したのが、こちら。
イルビゾンテ、L字ファスナーコインケース。ブランドにこだわりはないけれど、緑色がべらぼうに好みでこれに決めました。
札入れのつもりで購入したけども、カテゴリはコインケースなのね。(今更)
サイズは、横130×縦90×厚み13。
片手に収まるくらいのサイズ。
内部にファスナーやポケットがない分、スッキリして軽いです。
早速お金を入れてみます
中央が小銭入れ、そこを挟むようにお札を二つ折りで収納する格好。
お札5枚、小銭15枚、カード2枚を入れてみました。カードは片側、お札の外側にスポッと。
カードポケットはないけれど、横幅が130mmあるので奥まで入れれば落ちる心配はなさそう。
写真中央。やはり少し膨らみますね。
ファスナーを締めてから、小銭のすわりを直す必要はあるものの、厚みはほぼ気にならないレベル。
お札はまだ入りそうですが、小銭は15枚くらいが限度かなぁ。
革が馴染んできたら、小銭を入れたときの膨らみ感はもう少し目立つかもしれません。
まとめ
旅行中、不測の事態が起こったときのために、2つの財布に分けている(だから荷物が多いんだよ…!)のですが、
これをメイン使用にして、もう一つのポーチ型財布に、お札数枚と御朱印等用の100円玉を入れておけば、完璧!!
残念ながら、まだまだ出掛ける予定は立てられなそうですが…
早く旅先で活躍させたいな〜
妄想旅プラン〜金沢編
旅にでたいぃ〜とウワゴトのように呟いている年末です。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
サービス業界、年末年始は稼ぎ時!なわけでございまして。体調崩したりしながら、体に鞭打って働いております。
年明けしばらくするまで、旅はお預け。くぅ。
なので、せめてものなぐさみ(?)に、来年行きたいと思っている金沢への行き方を調べてみました。
はじめに
公共交通機関利用で、関東から金沢へのアクセス方法は3通り。
②陸路その1。新幹線で、東京駅から金沢駅へ。
絶対北陸新幹線に乗るんだ!と思っていましたけれども。
香川旅のCAさんがとても素敵だったので、飛行機もいいな〜なんて思い始め、それぞれを調べてみた次第です。
1月中の平日、1泊2日で調べてみました。
旅の内容まではまだ追いついておらず、行って泊まって帰る、までの比較でございます。
飛行機でいく
金沢に行くには、石川県の小松空港を利用します。
成田からも一応便があるものの、本数が少ないので羽田発が無難ですね。
航空券の価格は予約が早いほどお得になるので、予約日によっては変動が予想されますが。
航空券とホテルを個人手配するより、パックプランを利用した方がお安い模様。
往復JAL利用、金沢市内1泊で20000円〜25000円くらい。ホテルのグレードや利便性で価格が変わってきます。
ちなみに飛行機の時間は、
往路)羽田9時25分発→小松10時35分着。
復路)小松17時55分発→羽田19時00分着。に指定して検索しています。
羽田→小松のフライト時間は、おおよそ1時間10分。
小松空港から金沢駅までは、リムジンバスで約40分。料金は1130円です。
往復リムジンバス代を考えると、総計で22000円〜27000円くらいでしょうか。
新幹線でいく
これは北海道新幹線ですが…あくまでもイメージです。笑
2015年に開通した、北陸新幹線を利用します。
東京→金沢「はくたか」で約3時間。「かがやき」で約2時間30分。
ちなみに「かがやき」は全席指定ですよ〜
この位の差だと、時間的には、飛行機とあまり変わらなそうですね。
飛行機に比べ、旅費はやや割高になります。
東京→金沢を個人手配すると、片道13900円。
やはりパックプラン利用の方が安くなるようで、1泊2日ひとり部屋で27000円〜30000円くらい。
予約サイトによっては、大まかな時間指定しかできない場合もありますので、
往路)8時台に東京駅発→9時台に金沢駅着
帰路)17時台に金沢駅発→20時台に東京駅着
どちらも「かがやき」で指定検索しました。
列車変更するのに割増料金が発生する場合もありますので 確認が必要ですね。
新幹線の良いところは、空港利用より時間をめいっぱい使えるって点ですよね。
目的地に着いたら、すぐ観光に繰り出せるところも、限られた時間を有効に使いたい旅にはうれしいポイントです。
旅費では負けるものの、やはり新幹線の旅も魅力的。
高速バスで行く
仕事終わりに、夜行バスで行く方法。
急遽残業になる可能性も考えて(最悪21時まで働くかも…)遅め時間で絞り込むと、
検索条件は「3列シート」「充電あり」で指定。
市内のホテルもピンからキリまでありますが、程々お安いところで8000〜10000円くらいが相場なようでした。
わたしは個室泊しか探さないので、主にホテルのみを閲覧しておりますが、
ゲストハウスなどを利用する場合は、もっとお安く宿泊できそうですね。
さすがに往復バスにする時間的余裕はないので、帰路は飛行機か、新幹線で調べてみます。
飛行機は、ANA758小松18時40分発→羽田19時50分着で9990円。
JAL190小松17時55分発→羽田19時00分着で12790円。
どちらも21日以上前の予約での価格です。
新幹線だと、片道指定席で13900円。
時間は、かがやき514号、金沢駅17時55分発→東京駅20時23分着あたりが程よいでしょうか。
なんといっても、早朝に目的地に着けるのが夜行バス利用の最大の利点ですね。
身体はキツイし、身支度する場所に困ったりもするのですけれど。1泊2日旅では、朝イチから活動できるというのは、とてもうれしいところ。
21日前の航空券なら、28000円くらい。手配が遅くなると30000円くらいでしょうか。
帰路新幹線利用だと32000円くらいで、最も旅費がかかりそうですね。
往路高速バスにするとすべて個人手配になるため、パックプランに比べコスト面では分が悪いですね〜
まとめ
こんな具合で。
3パターンの旅方法を調べてみましたが、それぞれ長所と短所がございますね。悩ましいなぁ。
朝から活動して長い1日を過ごすなら、断然バス旅ですし。
コストを抑えるなら飛行機旅がベスト。CAさんの素敵な応対もポイントですね!
バランス重視なら新幹線でしょうか。新しい車両に乗るのも楽しみのひとつ。
なんて、考えておりますが。今の気分だと、新幹線かな〜
しかし。タイミングによって、旅のポイントにしたいところは変わりますのでね。
また具体的に企画した時に、改めてしっかり検討したいなと思います。
尚、比較には「トラベルコちゃん」を利用させていただきました。
とっても便利な旅行比較サイトで、毎回お世話になっています。
稀に反映されないプランもあるようなので、トラベルコちゃんで調べたあとに各旅行会社や検索サイトで確認し直して、旅程を練ることも。
トラベルコちゃん(アプリもあります)
旅行中はもちろんなのですが、この計画している時間が、実はいちばん好きかもしれません。
色々な旅内容を予想しながら、あーでもないこーでもないと考えるのは、最高にワクワクします。
とは言え、実際に出掛ける目処はたっておりません…
旅を実行できるのは1月か、2月か…?
2018年行った場所メモ
本当に早いもので、今年も残すところあとわずか。
まだ半月ほどありますが1年を振り返りつつ、2018年に訪れた場所をつらつらと列記してみます。ブログに書いた旅も、書く予定もないものも混雑。
なんの誇張も謙遜もなく、ただのメモです。
1月 長野 八ヶ岳天体観測バスツアー
天体観測目当てに、友人と1泊旅。
月が明るすぎて星が負けていた天体観測。もはや痛いレベルに寒かったけど、本当に美しかった。
ツアーであちこち連れて行かれるタイプの旅でした。
山梨の恵林寺が、思いがけずいい感じで、またゆっくり行ってみたいなぁと思ったり。同じく山梨の某神社では、相性が悪いというのか。こんなにモヤモヤする神社もあるんだなぁと複雑な気持ちを味わってきましたよ。
帰りに、相模湖イルミリオンにも立ち寄り。イルミネーションなんて滅多に見に行かないので、30代女ふたりではしゃいでしまいました。
綺麗だったけど、とにかくずーっと寒かったのも今では思い出。
2月 広島 宮島泊で厳島神社参り
1泊母娘旅。宮島に泊まって、弥山に登ろう旅行。
穴子も牡蠣もおいしくて、ほっぺたがいくつあっても足りない美食三昧。
2月にしては温かい2日間で、お天気も良好。いい時間に鳥居をくぐるナイトクルーズに参加できたり、内容も上々でした。
瀬戸内海の美しさに目覚めた旅でもありました。
今年の旅の中では、一番リピしたいかも。
4月 京都 貴船神社〜鞍馬寺、東寺
青もみじを観に、春の京都へ。土砂降りの中を貴船から鞍馬まで山歩きしてきました。
久しぶりの京都でしたが、やっぱり非常にひとり旅しやすかったですね。
鴨川沿いをブラブラ散歩したり、レトロ喫茶でまったりしてみたり。
あくせくしない、女子っぽい旅が容易にできます。
東寺の立体曼荼羅に感動し、空海さんゆかりの地へ行こうと決意。翌月の高野山行きにつながった旅でした。
5月 和歌山奈良 高野山〜橿原神宮
2泊3日の旅。
風邪かと思ったら実はアデノウイルス感染で、帰宅後2週間出勤停止になったいわく付きの有給休暇。
3日間悪寒と発熱に悩まされて、正直ほとんど記憶がありませんが…奥の院が別世界だったことだけは覚えています。すごいところに来てしまった…!とわなわなしました。
橿原神宮も、土砂降りで全然記憶がなく…合わせてリベンジ必至ですね。
9月 奈良 三輪〜奈良公園でかき氷
かき氷を食べに行った、と言っても過言ではない旅。
大好きな神社仏閣に今年もお参りできる嬉しみ。散歩のように、ゆるゆると過ごしてまいりました。
10月 三重 椿大神社〜伊勢神宮
仕事のストレスと疲労でズタボロの中、癒やしを求めての三重旅行。
1年ぶりの伊勢は、変わらず清らかでした。
11月 長野 善光寺〜戸隠神社
雨だけど、水に纏わる神様だからでしょうか?とても気持ち良い空気の中、お参りさせていただきました。奥社は別格ですね。
11月 香川 金刀比羅宮〜直島〜小豆島
うどんと、アートと、瀬戸内の風景を満喫した2泊3日。
慣れない旅内容ゆえ下手くそなプランニングでしたが、美しいものに沢山触れられた3日間でした。たまにはこういう旅もよいものですね。
5月〜6月にがつんと体調を崩し(アデノウイルス感染)どうなることやら?!と思いましたが…
総括すると、たくさん良い旅ができた、充実した1年でした。
「2018年行きたい場所メモ」に有ったけれど行けなかった、
・北海道のどこか
・金沢(北陸新幹線で行く)
・出雲大社
・道後温泉
・沖縄の離島
・三峯神社
は、来年に持ち越しですね〜
2019年も、元気に働いて(これも重要!)行きたいところに沢山行けますように。
というか、行きます!
さて、そろそろ1月の旅プランを練らねばっ!笑
ひとり旅の食事事情
旅の醍醐味は色々ありますが。
わたしにとって旅中の食事は、最重要項目のひとつです。
おいしいもの、食べたい!
しかし。
ひとり旅だとその食事がちょっとネックになることも事実。
ひとりて旅行してみたいけど、ぼっちでご飯食べるのがちょっと不安〜と思っている方は、結構多いのではないでしょうか。
ランチより、夕飯の方がハードルが上がりがち。
人目なんて気にすることないって、わかってはいるものの、気になるのが心理ってものですよね。
少しでもストレスなく食事を楽しむために、わたしが気をつけているポイントをご紹介してみますよ〜
これだけは外せない!前提条件
まず肝に銘じているのが、
食べたいものを食べる!
全国チェーンの店には逃げない!
これだけです。
名物料理を食べるもよし、地の野菜を使った料理でもよし。はたまた全然名産でも名物でもないけど、ここにしか無いお店にいくっていうのもOK!
せっかくはるばる来たんですもの。訪れた土地でしか味わえないものをいただきましょう。
部屋食付の温泉宿に泊まる
ひとりで食事する不安って、結局は周りに変に見られないかな?って部分が大きいと思うのです。
というか、わたしはそうです。
なので、最初から個室で食事すると決まっていたら、他人の視線は気になりませんよね。
不安は、万事解消!
っと、考えた8年ほど前のわたしは、この方法でひとり旅デビューしました。
湯河原温泉で朝晩部屋食付の宿を取りまして。ひたすら風呂に入り、気が向いたらちょろっと散歩に出掛け、あとは部屋で読書をしまくる。という旅をしてきました。
今思うと、贅沢なんだか勿体無いんだかよく分からないですね。笑
特に行きたい場所は決まっていないけど、ひとり旅してみたいな。という方にはオススメです。
予約サイトの「じゃらん」「一休」、複合検索サイトの「トラベルコちゃん」などは検索条件に「部屋食」があるので、絞り込むのに便利ですよ。
わたしはトラベルコをよく利用しています。
注意したいのは個室食、完全個室のこともありますが、パーテーションの様なもので区切られているだけで、正面は丸見え!なところもあったりします。絶対ひとりきりがいい!とお考えでしたら、部屋食で絞り込むのが無難です。
まずは近場の温泉地で、気になるお宿を探してみてくださいね。
テイクアウトしてホテルの部屋で
実はわたしコレ、ひとり旅でも、誰かと行く旅でもよくやります。
奈良旅では、2つの店で柿の葉寿司を買ってきて味を食べ比べてみたり。
盛岡に行ったときには、地元で有名なパン屋さんのパンを買ってみたり。
デパ地下やコンビニで調達するのもありですね。特に地元のスーパーは、地域色が濃く出ていることが多くて面白いです。
観光地にいきたいけど、外でひとりで食べるのはちょっと不安だなぁ…と感じるひとり旅ビギナーさんにオススメの方法です。
疲れていたり体調がすぐれない時にも、良いですよ〜
以前女三人で広島を旅した時に、全員揃って体調不良(胃痛、生理痛、二日酔い)で、ホテルの部屋でグダグダしながら食事したこともありましたっけ。今では良い思い出ですが。笑
混雑する時間帯を外す
ひとり旅の時に極力避けたいのは、ファミリーとのバッティング。
子供連れの方が多いと、どうしても店内は騒がしくなりますし、ひとり客は少し肩身の狭い思いをしやすくなります。
単純に、混んでいると「早く食べ終わってとっとと出なきゃ!」と思ってしまって落ち着けない、というのもありますね。
18〜19時くらいの入店はなるべく避けて、19時半〜20時位に食事に行くようにしています。
門前町の夜は早いので、目的のお店の営業時間を確認しながら調整していますよ。
カウンター席のあるお店をさがす
テーブル席の多いレストランは、基本ファミリーやグループ客がメインターゲットです。ひとり旅の時に入店するなら、少人数客ターゲットのお店がベター。
そのバロメーターのひとつがカウンター席の有無です。
食べログなどの口コミも参考になりますが、わたしは店内のつくりや座席数もチェックするようにしています。
マスターが一人でやっている、カウンターしかないお店はかなり居心地が良いですよ。しかも、基本ハズレなく美味しい。
マスターと話してみたり、同じくひとりで食事に来ている方との交流が生まれたり、楽しく過ごせることが多いです。
まとめ
わたしは全くの下戸なので、「食事」のみでご紹介してみました。呑める方だと、また店選びの基準が変わってくるかと思います。
身も蓋もないことを言ってしまいますが、最終的には自分の直感を信じて入店しましょう!
ウェブの口コミは、アテになるようです意外とならないものです。
以前、「ひとりで入りやすい」「ゆっくりできる」「居心地がよい」という口コミの夜カフェに行ったときのこと。
左隣が20代のグループ女子会(アルコール入って大盛り上がり)。右隣が、妙齢の女性ふたり、呪いレベルで職場の愚痴大会。正面には、ずーっといちゃいちゃしている若いカップル。に囲まれた30女ひとり(わたし)という席並び。
居たたまれなすぎて、無心で食べてサクッと立ち去りましたもの。笑
せっかくの旅ですから、無理せず、食事も楽しめるのが理想ですよね。
ルールはありません。誰に気兼ねすることもありません。
気分や体調に合わせた食事方法を選んで、素敵な旅をお楽しみくださいませ〜
2018年9月奈良⑥ 古都奈良の文化財、元興寺で古代に思いを馳せてみる
奈良の世界遺産
東大寺、興福寺、春日大社、唐招提寺、薬師寺、元興寺、平城宮跡、春日山原始林
以上8つの史跡をまとめて、世界遺産として認定されました。
もちろん、 それぞれ素晴らしい場所ですけれどね。それらが近隣地域で現存している奈良市の、まち全体に価値があるとされての登録だそうですよ。
また、それらの史跡を守り、景観を維持していく自治体の取り組みも高く評価されたそうです。
確かに、近代的な建物が建ち並ぶ京都よりも、奈良の方が古の趣を感じられるところが多いかも。
条例で建造物に高さ制限が定められているので、高層の建物は建てられないそうで。そのおかげで現在の景観が保たれているんですね。
奈良の宿泊場所不足が問題になっていますが、個人的には高さ制限はある程度貫いてほしいなと思うところです。制限解くんでも場所を限定するとか。
元興寺でいやしの時間
その中のひとつ、元興寺(がんごうじ)へ行って参りました。
ならまち界隈にあるお寺ですが、東大寺や興福寺と比べてしまうと、知名度は低めです。わたしも今回はじめてお参りさせていただきました。
その歴史は大変古く、1300年つづく真言律宗の古刹です。
6世紀末に蘇我馬子の創建した法興寺(飛鳥寺)が、都の遷都とともにこの地に移築されたのが始まり。
かつては南都七大寺(※)として繁栄し、奈良市南東部を占める伽藍をもつ 大寺院でしたが、平安時代中頃から衰退。かつての境内跡地に町ができ、ならまちが出来上がっていったと考えられているようです。
中世以来庶民からの信仰を集め、現在に至っています。
※朝廷の保護をうけていた七寺のこと。東大寺、興福寺、元興寺、大安寺、西大寺、薬師寺、法隆寺
東大寺や興福寺のように大きな目玉(大仏様とか、阿修羅像みたいな)はありませんが、穏やかな空気の漂う良いお寺です。境内を歩いているとこの地が大切に守られて来たことを感じます。
観光客も少なくて、ゆっくりすごせます。
どんどんひどくなる人混み嫌い…
極楽堂(本堂)と、禅室が国宝に指定されています。
堂内の椅子に腰掛けて、曼荼羅を眺める。喧騒を忘れてタイムスリップしたみたいな、不思議な感覚を覚えます。
わさわさしていなくてゆったりできる点は、新薬師寺に近いでしょうか。
色の違う瓦の部分は、丸瓦と平瓦が重なり合って葺かれており、古代の面影を残しています。
なんと飛鳥時代の瓦なのです!元興寺がまだ法興寺と名乗っていた頃の名残りがここに見られます。ざっと計算しても1400年位前のもの。必見ですよ!
解体修理の際に、使用可能なものを確認して現在も使用しているそうですよ。
2018年9月13日〜11月11日まで法輪館で行われていた「大元興寺展」も拝見してきました。
なんといっても、五重小塔(国宝)は圧巻!
奈良時代の作。国分寺の塔の十分の一サイズで作られた雛形ではないか、と言われているそうで、ミニチュアながら細部まで精巧に作られており、本物の建物さながら。
1000年以上の時をこえて、現代まで完璧な形で残っていることにも感動します。
公式サイトで写真をご覧いただけますよ。
桔梗や萩など、季節の花々が咲いていて、癒やされます。
桜の時期も見事だそうですよ。
国宝のお堂と、花を愛でる参拝も良いですね。
町中の賑わいに疲れたら、是非足を運んでみてはいかがでしょうか〜
開門時間 9時〜17時(入門は16時30分まで)
大人500円(秋季特別展期間600円)
中学生/高校生300円
小学生100円
20名以上団体400円(秋季特別展期間540円)
旅の締めに、かき氷
せっかく氷の聖地に来たのだし、もう1杯くらい〜と言うことで。
小西さくら通りにある、中国茶専門店「御茶乃子(おちゃのこ)」さん。お茶屋さんだけど、かき氷も大人気のお店です。夏場は行列必至ですが、この日は並ばず入店できました。
あすかルビーのいちごみるく氷。514円。
サイズが小ぶりなので、2杯目でも軽くいただけちゃいました。
きゅんとするいちごの酸味がおいしい。
ちなみに、あすかルビーとは奈良産の苺の銘柄です。
まとめ
かき氷がメインかな?っという旅でしたが。
好きな場所へ行き、好きなものを食べ(偏ることが露呈)のんびり過ごす奈良、最高でした。
予定ツメツメに観光してまわるより、ゆったりと楽しむ旅が奈良には似合います。
はじめての元興寺など、毎年足を運んでいても訪れたことのない場所、史跡がまだまだたくさん。
来年また行けたなら、どこに行こうかしら?なんて。今から考えるのも楽しいですね。
やっぱり、奈良が大好きだなぁと再認識した2日間でした。
2018年9月奈良⑤ 聖地で、かき氷の祭典へ行ってみた
奈良旅2日目。
今回の旅の、ひそかな目的でもありました、「ひむろしらゆき祭」に向かいます!
ひむろしらゆき祭とは?
氷の神様のお膝元で行われる、かき氷のイベントです。
奈良県内はじめ各地域の名店が一同に介し、屋台でかき氷を提供するという、氷好きにはたまらない、氷好きのためのお祭でございます。
毎年5月に氷室神社近隣で行われているのですが、この日は特別バージョン!
9月に興福寺お隣の広場で開催されたのでした。
氷好きの端の端くれのわたしも、朝イチで並ぶぞー!と意気込んでいたのですが…
前日の食生活の乱れが祟ったのか、気持ちが悪くて目が覚め、覚醒したとたん嘔吐。(汚い話で申し訳ございません…)
「この旅もおわったな…」と放心しながらチェックアウトまでベッドでゴロゴロしていたら、なんとか起き上がれる位には回復いたしまして。
体調的にはギリアウトでしたが、根性と食い意地で興福寺に向かったのでした。
2日間開催の初日。 各日で参加店が異なるので、両日きても楽しめますね。
まず発券所で、お目当てのかき氷屋さんの整理券を購入します。
時間が指定されているので、その時間になったら各店の列に並びかき氷を受け取る、という流れ。
わたしは「ほうせき箱」1択だったので、迷わずチケットを購入。まさかの体調不良で出遅れたので心配でしたが、無事に12時過ぎの整理券をゲット!
このチケットを持っていると、興福寺東金堂を拝観できます。
整理券の時間まで1時間ほどありましたので、ちょうど良いなということで。
興福寺境内へと向かいました。
中金堂落慶間近の、名刹興福寺
西ノ京の薬師寺と共に、法相宗大本山として崇敬を集めています。
折しも、中金堂落慶直前。
度重なる火災で消失した中金堂が、計画はじめからすると10年以上の歳月をかけて本格的に建て直され、もうすぐ落慶というタイミング。
寺内のわくわくしている雰囲気が伝わってきます。
「興福寺整備計画」と称され、失われた施設の再建が計画されているそうです。うまれかわる興福寺、今後もたのしみですね。
こちらの東金堂には、御本尊の薬師如来像、日光菩薩、月光菩薩、文殊菩薩、維摩居士、四天王像、十二神将像が安置されています。
中金堂前に、氷がお供えされていましたよ。(写真右下におもくそ指?チケット?入ってますね…へたくそ)
重量感のある五重塔は、奈良のシンボル的存在。
高台にあるので、どこからでも目に入ります。その姿は、奈良にきたなぁ〜っと思わせてくれます。
ここまで来たら、国宝館も行くしかないよね〜ということで。
今年の元日にリニューアルオープンした、国宝館も拝観してきました。
名作揃いなので、ついつい毎回行ってしまいます。
阿修羅像ばかりが注目されがちですが(それもとても良くわかるんだけども)他にも名作が目白押し!
とても美しい千手観音菩薩像は、目の前にすると自然と手を合わせたくなってしまいますし。
天燈鬼、龍燈鬼もユーモラスで愛らしい。
阿修羅像以外の八部衆も、それぞれ個性的で素晴らしいのです!興奮する!
ちなみに、わたしは鳥のお顔をされた迦楼羅(カルラ)像が大好きでして。
ゆっくりじっくり拝見できて、大満足でした〜あぁかわいい。
でもやっぱり、阿修羅像もまじまじまじっと見ちゃうんですよね。いつ見ても、あの絶妙なアンバランスさと、アンニュイな表情に釘付け。
御朱印をいただいた時に、興福寺スタッフのおじさま方が「今、かき氷のイベントやってるから、食べていきなさいね!さっき聞いてきたんだけど、この「ほうせき箱」と、東京から来てる「雪うさぎ」ってとこが人気なんだって!」と教えてくださいました。もうチケット買ってますとも言えない勢い。笑
でも、お寺の方も楽しんでいらっしゃるのが伝わってきて、良いイベントだなぁとホッコリしました。
いざ実食!氷の聖地のかき氷をいただきます
そんなこんなしているうちに、あっという間に整理券のお時間になりました。
列に並んでからも、丁寧な作りなのでそれなりに待ちます。
「ほうせき箱」の、金色パイナップルティー!
見た目も凝ってます。
中には杏仁豆腐とカシューナッツが入っていて、食感の違いも楽しい。
「ほうせき箱」は、奈良にある大人気のかき氷店でして。ハイシーズンには、早朝に行かないと整理券が取れないほどの有名店なのです。
食べログ情報はこちら↓
https://s.tabelog.com/smartphone/restaurant_detail/top?amp_floating_send_modal=1&rcd=29011038
それほど苦労せずに憧れの名店の氷がいただける、ひむろしらゆき祭最高です。
鹿に追いかけられながら食べたけど、そんなところも最高です!笑
この子はまだかわいい方。
スタッフさんが、鹿を追い払ってくれるかき氷イベント、なかなか貴重な経験です。
他にもおいしそうなお店がたくさん出店されていましたが、ひとつが結構大きし体調も万全ではないので断念。
こういうイベントのときは、少し小さめに作ってくれたらいいのにな、と思います。そしたら、ひとりで行ってもいくつか食べられるのに〜
なにはともあれ、 おいしくいただきました〜!
でもでも、やっぱりエスプーマ氷が食べたいので、いつかかき氷メインのなら旅計画しよっと。