西新井で厄除け祈願
前回から、すっかり日があいてしまいました。
あけましておめでとうございます。(いまさら!)
残業まみれの正月を乗り切ったところで体調を崩し、胃やら腸やら耳やらあちこちポンコツでしばらく寝込んでおりました前厄です。
ようやっと復調しましたが、年明け早々の体調不良は精神的にもくるものがございまして…
本日、厄除け祈祷を受けに行くことにいたしました。
関東の三厄除大師、西新井大師へ
お大師様といえば、言わずとしれた弘法大師。空海上人のことですね。
〇〇派と別れてはいても、真言宗のお寺は数多ございます。その中でも、厄除け寺として名高いのが、
東京の西新井大師、神奈川の川崎大師、千葉の観福寺大師堂。
以上三寺が、「関東の三厄除け大師」として知られています。
今回は、東京都足立区にある「五智山遍照院 總持寺(ごちさんへんじょういん そうじじ)」通称「西新井大師」で厄除け祈願をして参りました。
西新井って、ちょっと変わった名前ですよね。その起源には、こんな説話があるそうで…
「天長の昔、弘法大師様が関東巡錫(じゅんしゃく )の折、当所に立ち寄り悪疫流行になやむ村人たちを救わんと、御自ら十一面観音像とご自身の像をお彫りになり、観音像を本尊にそしてご自身の像を枯れ井戸に安置して二十一日間の護摩祈願をおこないました。すると清らかな水が湧き、病はたちどころに平癒したと伝えられます。その井戸がお堂の西側にあったことから「西新井」の地名ができたと伝えられております。」
(西新井大師 オフィシャルサイトより引用)
護摩祈願の流れ
西新井大師では、お護摩を受けるのに特に予約は必要ありません。
当日、開催時間に間に合うように受付を済ませて、本堂に上がることができます。
オフィシャルサイトでは10分前までに、とありますが、1月中はまだ混雑が予想されますので、余裕をもってもう少し早く行くのがよろしいかと。
受付用紙に、住所、名前、数え年齢(今年の年齢プラス1歳)、祈願料、祈祷内容(厄除け、商売繁盛など)を記載。
窓口の方に渡してチェックしてもらえば、受付は完了です。
ご祈祷の時間は?
日によって、お護摩の開始時間は異なります。
平日で1日に6〜8回、土日で8〜10回くらい執り行われているようです。
おそらく、1月は他の月よりも多いと思うので、2月、3月はもっと少なくなるかもしれません。
事前にホームページで確認の上、お出かけください。
ちゃんと時計を見ていなかったのですが、所要時間はだいたい30分くらいだったかと。
護摩祈願料はいくら?
5000円、10000円、20000円、30000円、50000円の5種から選べます。
それぞれ価格ごとに、いただける護摩札の大きさもかわります。
他の方が受け取っているお札をチラ見しましたが、圧倒的に5000円の方が多かったですね。そりゃそうか。
ちなみに。 これは一般的な祈願料なので、初参りや七五三はまた異なりますよ〜
服装って?
調べてみると「スーツなどの正装で」という説も目にしましたが…
実際参加してみると、スーツの方のほうが少なかったです。
神社の正式参拝やご祈祷は、 正装が望ましいと思いますが。西新井大師の護摩に関しては、あまり気にしなくても差し支えないようでした。
とは言え、御本尊の御前ですから。
露出の多いものや、だらしない服装。過美なものは控えた方がよいでしょうね。
1月の堂内はとても寒いので、皆さんコートを着たまま祈祷を受けていました。
温かい服装で行かれることをオススメします!
ご祈祷のあとは…
御札を頂いた後、直帰される方が多かったですが…是非他のお堂にもお参りなさってみてくださいね。
塩地蔵
イボ取りに霊験があるとされる、お地蔵様。
お塩を頂いて帰り、イボが治ったときにはお礼にお塩をお返しする風習があったそう。たくさんの方からお礼のお塩が納められ、今のような塩まみれのお姿になったそうですよ。
奥の院
ご本堂のパキッとした雰囲気とは異なり、穏やかな空気感のとても良いところです。
写真を撮り忘れている(いつものこと)のでご紹介しづらいですが…
女性の心願成就にご利益があると言われる「如意輪堂」や、「出世稲荷神社」なども見どころですよ〜
まとめ
厄年のときくらいしかご祈祷していただかないくせに、なんか偉そうに申しておりますが。。
複数のお坊さん方が唱える御経はとても迫力があって、圧倒されました。
とくに馴染みのある般若心経が、あんなにスピーディーで力強くなるなんて…!
いい時間を過ごさせていただけました。
ありがたやありがたや〜
最後に引いたおみくじは凶で、内容も取り付く島もないような散々なものでしたけれど!
(ホントこれ大凶じゃないの?!っていうくらい全部悪かった…!)
今年も良い1年にしてやりますちくしょう( ;∀;)